今まで見た日本の作品少ないけど、その中で1番攻めてる社会派作品だと思う
恋愛に逃げず成長物語に逃げず社会派作品として終われたのだけでもすごい
色々気になる部分はあるけどそれだけで評価に値するかなあと思う
一つだけどうしても気になるのは、おっさんのセクハラモラハラ発言が有耶無耶になるのは良くない クズだけど骨があるおっさんを許すな
以下ネタバレ
最後のセリフがほんとに要らない、蛇足すぎる、あれで評価10点下がる
正義に走りすぎるのは危ないって言いたかったのかもしれないけど、この話は、善悪わかれてる話じゃないじゃん 絶対的な悪があるのに そのサイドもある視点からは善なのかも知れないって言い出したら全てが崩れるのに
あとエリートと庶民の話さんざんあさかわさんにやらせるんだったら、なんでそこに違いが生まれるのか掘り下げて欲しかった
傍から見るとあさかわさんもいい家に住んで綺麗なかっこしていいご飯食べてたくさん薬飲んで、十分エリートだから何回もキレるシーンの説得力がない
ただ、庶民に正義を追いかける余裕が無い、はほんとに大切な話だから、触れたの感心
あさかわさんがあまりにもヤワでイライラしたけど、これがふつうで、あさかわさんみたいなひとが最終的に動くことこそが大事なのかな、とも思う
長澤まさみ、外見はあさかわさんに合うけど、演技スタイルは合わない気がする 世間を諦めた30代を演じるには元気すぎる
鈴木亮平、うますぎる
ただ、黒い人の表の部分しかみられなかった感じでちょっと残念だった
ごーどんすごいやん
これはキャラと本人のマッチが良かった
アホみたいにデカい目が十分に生かされてて良かった
風俗の話が入ってくるタイミングと最後のスクープのシーンはガチで鳥肌立った
話に聞いてはいたけど、話し方まであまりにも麻生ですごかった