迷子になった継ぎはぎのウサギのぬいぐるみ・オリーが、かすかに残った記憶を頼りに持ち主のビリーを捜して冒険する物語。
ハートフルでビターなトイ・ストーリー
イマジナリーフレンド側からの視点に弱いので個人的にはとても好みだった。
忘れ去られる運命の切なさが描かれるのが好きなのだが、本作はどちらかというと“記憶の旅”にフォーカスしており、期待と少し違ってはいたが良作だった。
アンティークショップ、取り残された者同士の助け合い、出会いと別れの遊園地…
やはりトイ・ストーリー3、4あたりを意識せざるを得ない展開とキャラクター造形ではあるけれど、よりリアルな時間的スケールと残酷な現実を突きつけられるショッキングさがディズニーとは違う感じ。
全4話のリミテッドシリーズで、ストーリーがコンパクトにまとまってるけどドラマティック。見やすいのでオススメ。