Aoiさんの映画レビュー・感想・評価

Aoi

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

2024年初映画。

狂気の中に真実を見る、寓話のような人間讃歌。

死から生まれた何者でもないベラ。最初はどう転ぶか危なっかしく見ていたが、狭い空間に閉じ込められモノクロだった彼女の視界が色づき始め
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あのこと(2021年製作の映画)

3.9

1960年代の中絶が違法のフランスで、望まない妊娠をした大学生のアンヌ。成績優秀で前途洋々な彼女は産まないと決意するが、困難な道のりが待っていた。


2ヶ月前に見た『セイント・フランシス』も主人公が
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.8

雪降るクリスマスイブにぴったりの映画
(とはいえ、みんなハッピーというよりはディザスタームービー)

存在自体は知ってたけど初めて見た。
モグワイは私の苦手なファービー顔で小さい時に見てたらトラウマに
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ナイブズ・アウト2作目。
思っていた以上に面白かった!

ロックダウン中、大富豪マイルズの謎解きゲームに招待された友人たちと名探偵ブラン。ブランは著名人である彼らと共に、マイルズのプライベートアイラン
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

宮崎県に住む女子高生すずめが出会ったのは全国の廃墟にある“扉”を閉めて旅する閉じ師の草太。すずめが偶然引き抜いてしまった要石は猫に姿を変え、草太を人間から子供用の椅子に変えてしまう。すずめと椅子になっ>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Filmarksオンライン試写会にて鑑賞。


私自身主人公のカスミに近い性分なので、気持ちわかるなぁって部分とだいぶ周囲が誇張されてるな、そんな展開ないだろってツッコミが半々。

コテコテに描かれて
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RRR(2022年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

上映終了前に何とか時間を見つけて鑑賞。
本当に映画館で見られて良かった…

見てからずっとRRRのこと考えてるし、もう1回見たい。何とか近くの映画館で上映を伸ばしてもらえないか期待してる…



今ま
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ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

3.4

かつて数々の銀行強盗を起こし捕まらずにいた男が愛する女性のために自首を決意するも、倉庫に隠していた大金をFBI捜査官の一人に横領されてしまう。身の潔白を証明するため、彼女の命を守るため、男は反撃に出る>>続きを読む

激怒(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

暴力を振るい過ぎてしまう深間刑事がアメリカで3年間治療をして日本へ呼び戻されると、見知った街は徹底的に“犯罪を許さない街”へと変わり果てていた。



激怒した深間が拳で殴り倒すシーンやラストの決着シ
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.2

キャリアも結婚も子供も成功もない34歳のブリジットが、レズビアンカップルの子供である6歳のフランシスのナニーをすることになったひと夏の物語。


生理、妊娠、育児に翻弄される女性たちが、血やら涙やら色
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.0

四畳半神話大系×サマータイムマシン・ブルースの見事な融合

どちらも好きな作品のコラボが面白くないわけがない。

『四畳半神話大系』の会話のテンポの良さと個性豊かなキャラクター、『サマータイムマシン・
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ラーマーヤナ/ラーマ王子伝説(1993年製作の映画)

4.5

ラーマーヤナ、世界史でマハーバーラタとセットで覚えた叙事詩が日印合作のアニメーション大作になっていたとは。

運よくデジタルリマスター版の上映で鑑賞できた。

ざっくりしたあらすじは、古代インドのラー
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ザ・ミソジニー(2022年製作の映画)

3.5

正直ストーリーは最初から置いてけぼりだったけど、Jホラーが苦手な自分でも楽しめる作品だった。

登場人物たち本人なのか
芝居として演じている役なのか
降りてきた別の人格なのか…

次から次へと移り変わ
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死霊の谷(1983年製作の映画)

3.6

“森に潜む何か”を真正面から映像化しようと試みた作品。

西部開拓時代にキリスト教の宣教師率いる集団が土着の神に襲われるという設定が珍しい。

不思議な力を持つリアは妖精というよりはヒーローだった。爆
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Malatesta's Carnival of Blood(原題)(1973年製作の映画)

3.6

とても魅力的な舞台設定の割にストーリーはあるようでない笑

プラスチックまみれのガラクタの中で
キラリと光る独創的なショットがある。

食事の前に合唱し、夜な夜な古典ホラー鑑賞会をするグールたちはもは
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三姉妹(2020年製作の映画)

3.6

娘の反抗期や借金、大病を患っても大丈夫なふりをする長女、完璧な妻を演じる次女、お酒に酔うことで現実から目を背ける三女。三者三様に家庭が崩壊しかけている三姉妹の絆の物語。


抑圧されて生きてきて、人生
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

伊坂幸太郎の原作「マリアビートル」を鑑賞前ギリギリに読了。そのため、やや原作との比較が多い感想となっております。


「マリアビートル」のエッセンスを損なうことなくド派手なハリウッド・アクションに昇華
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.8

舞台は昭和から平成に変わる少し前の長崎。
小学5年生の男の子、ハスキーボイスの久ちゃんとツンデレ俺様系な竹ちゃんのひと夏の思い出。


海も山もすぐ手に入る土地で育ったわけではないので、こういう少年時
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

予告を見てから待ち望んでいた
『わたしは最悪。』
地方でもようやく公開が始まり、やっと見れた。
最高だった。



夕暮れのオスロの湾を背景に黒のイブニングドレス姿で佇む女性。その横顔は退屈とも浮かな
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

劇場で見た予告に惹かれ、夢枕獏の小説が原作という情報を小耳に入れて鑑賞。

見始めてすぐ、フランスで製作された作品なのに、なぜ90年代の日本をこんなに緻密に描けるのだろう…と思ったら谷口ジローの漫画が
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ジュラシックワールドシリーズ第3弾。
初めて劇場で鑑賞。


待ってました!ドミニオン!!
という期待とは裏腹に肩透かしをくらった気分。

見終わって楽しい感覚は確かにあった。
近年の映画にしては展開
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モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!(2018年製作の映画)

3.6

ホテル・トランシルヴァニアシリーズ3
字幕版で鑑賞。

日々の生活に疲れたドラキュラ一家は家族団欒のためクルーズ船でバカンスへ。
ドラキュラはその船長エリカに人生2度目のzingしてしまう。しかしエリ
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モンスター・ホテル2(2015年製作の映画)

3.6

ホテル・トランシルヴァニアシリーズ2。
字幕版で鑑賞。

メイヴィスとジョニーの間にデニスという男の子が生まれる。人間かモンスターかまだ分からないデニスをドラキュラは何とかして吸血鬼にさせようとする。
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モンスター・ホテル(2012年製作の映画)

3.7

何気なく見始めたらハマってしまった
ホテル・トランシルヴァニアシリーズ。
字幕版で鑑賞。

ドラキュラを始めとするあらゆるモンスターたちが現代に順応していくお話(?)

舞台はドラキュラがモンスターの
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ファンハウス(2015年製作の映画)

-

何となく流し見で視聴。

精神病棟を脱走したサイコパスたちがファンハウスで繰り広げる殺人ハロウィン・ナイト。

ストーリーはあるようでない笑。
ホラーだけどコメディなので意外と見れた。

周りの客や友
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ビバリーヒルズ・コップ3(1994年製作の映画)

3.5

1も2も見てないけど大丈夫でしょう笑
デトロイト警察の型破りな刑事アクセルがなんかきっと活躍する映画。3ではテーマパークに潜む悪事を暴く。

惹かれたのは舞台設定。従業員が移動する地下通路やアトラクシ
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吸血鬼ドラキュラ(1958年製作の映画)

3.6

ハマー・フィルムの吸血鬼映画。
ブラム・ストーカーの原作「吸血鬼ドラキュラ」は未読。

『吸血鬼ノスフェラトゥ』や『魔人ドラキュラ』あたりから見ようと思ったけど、手持ちのストリーミングで見れず断念。
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.6

先日鑑賞した『ノートルダムのせむし男』(1923)とディズニー版を比較。


可哀想な立場に置かれる主人公と
その良き理解者であるフェアリーたち
ヴィランは徹頭徹尾ヴィラン
コミカルなキャラクターの動
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 4K リマスター版(1968年製作の映画)

3.7

ゾンビ映画の金字塔を4Kリマスター版で。
初見。

1週間前に見た『哭悲』の真っ赤に染まった映像と比べれば、こっちのゾンビたちはモノクロで動きも遅く、なんとマイルドなことか。

それでもバリケードの隙
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

スプラッター系ならいけるかなって思ったけどダメでした笑。最後まで見たけどグロシーンはあまり直視できてないのでスコアなし。あまり耐性がない自分にとっては普通に直視できる人 尊敬。

(何だかとてつもない
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

ポール・トーマス・アンダーソン監督作品初観賞。

小生意気な子役の15歳少年とカメラアシスタント25歳女の70年代ボーイミーツガール映画。


主役のゲイリーとアラナがとてもチャーミング。不器用で不格
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

走馬灯のように目まぐるしく変化していったエルヴィス・プレスリーの音楽人生を描く。

エルヴィス・プレスリーについては詳しくなかったが、有名な楽曲いくつかと簡単なバイオグラフィーを予習してから見た。その
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

赤ちゃんポストに子どもを預けた若い女と、預けられた子を養子として横流しするブローカーの男2人。女が戻ってきた事をきっかけに、彼らは赤ちゃんの買い手を探す旅に出ることになる。


過去は洗い流せないけど
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

ゾンビランドと化したアメリカ。生き残った引きこもりのオタク大学生が、ゾンビ殺しプロのイカつい男、美人小悪魔姉妹と共にゾンビのいない楽園を求めて旅するロードムービー。

冒頭からテンポの良さとジョークの
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

初ヒッチコック作品鑑賞。
テニス選手のガイ・ヘインズは汽車で乗り合わせた見知らぬ男ブルーノに交換殺人の話を持ちかけられる。冗談だと思ったガイだったが、ブルーノはガイと離婚協議中だった妻ミリアムを本当に
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

田舎を離れた男がカーニバルの一座で働き始める。読心術を身につけた男はメンバーの女性と共に一座を抜け、ショーで成功を収める。そんな彼の前に美しい心理学博士が現れ、男はさらなる野望を追い求める。


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