黄推しバナナ

監察医 朝顔2022スペシャルの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

監察医 朝顔2022スペシャル(2022年製作のドラマ)
5.0
⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。

スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!

映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。

【2022年9月期ドラマ】

原作 :
香川まさひと
(原作)
木村直巳
(画)
佐藤喜宣
(監修)
脚本 :
根本ノンジ
演出 :
平野眞
澤田鎌作
阿部雅和
三橋利行
出演者 :
上野樹里
時任三郎
風間俊介

冒頭の語りで、監察医 朝顔は“2022スペシャル”で最後なのかと思いながら鑑賞…

どうなんだろう!?
最後っぽいと言ったらそう受け止められるし…
次があるとも受け止められる…
私の願望は次も見たい気持ちではある☺️

それほどの傑作です😚

シリーズ通して物語の構成は同じプロットで作られています

事件発生
 ↓
野毛山署強行犯係
 桑原真也(風間俊介)
 ↓
神奈川県
興雲大学の法医学教室
 桑原朝顔(上野樹里)
 ↓
事件究明のための解剖
 ケース①真島歩
 ケース②古井正彦
 ケース③岸川由美子
 ↓
家族のテーマ
※事件の被害者が伏線になる
父・万木平(時任三郎)の認知症→ケース②
長女・桑原つぐみ(加藤柚凪)→妹・桑原里美(中村千歳)へ、両親の愛が妹に向いていると嫉妬→ケース③

※今回のケース①はケース②③の事件への伏線に繋がった

構成からも分かるように作品のテーマは“朝顔の家族の絆”その一点集中に尽きる。

1シリーズ(2019年)

特別編 〜夏の終わり、そして〜(2019年)

第2シリーズ(2020年)

監察医 朝顔新春SP(2021年)

監察医 朝顔2022スペシャル

少しずつ、少しずつ、一歩前へ、一歩前へ、大きな大木の年輪のように“家族の絆”を描いてきた。
その集大成が今作になるのだろう…

父・万木平(時任三郎)が認知症が酷くなる前に、家族への思いをノートパソコンのファイルに書き溜めていたのを朗読するシーンは本当に号泣した…

マジで号泣した…

ごめんばこのメダル…
つぐみが万木平のひざで泣きじゃくる…
万木平、里子、朝顔、の表札…
桑原真也、朝顔、つぐみ、里美、の表札…
仙ノ浦に向かう電車…
仙ノ浦の風景…
七夕祭りの、朝顔にしか“聞こえない”、父の言葉…
朝顔にしか“見えない”海岸での母の姿…

あーーーー…

もういいです…ぐらい号泣する…

それはシリーズ通して丁寧に作られてきた“家族の絆”があるからこそだと思う。

是非、見ていない方はシリーズ通してご覧になってください。
黄推しバナナ

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