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皇妃エリザベートのセリーのレビュー・感想・評価

皇妃エリザベート(2022年製作のドラマ)
4.0
ミュージカルでお馴染みのエリザベート、本作ではエリザベート皇妃のごく初期の段階まで描かれました。

ドラマだからこそ描かれるキャラクターも魅力的で、弟のマクシミリアンの存在や、女官らの思惑など細かなところまで描かれていて見応えたっぷり。

まだルドルフも生まれる前の話で、これから彼女とフランツ、ゾフィ、ルドルフ、民衆に起こることの伏線が張り巡らされてシーズン1が終わってしまった。
シーズン2が待ち遠しい。

私はフランツ・ヨーゼフにいわゆる“イケメン”のイメージはありませんでしたが、このフランツはカッコよくて美しいです。

ドイツ制作ゆえなのか、馴染みがないだけかもしれないけど、映像の質感や音楽、オープニングなどがドイツ語も相まってミステリアスに感じて新鮮だった。
ロケ地はオーストリアではないし、宮殿もシェーンブルンではないけど、私はあまり気になりませんでした。

ps
ミュージカルのトートってマクシミリアンがモデルなのかな?と思うほどトートっぽさを感じた…。
とか、このエリザベートなら“私だけに”歌うなとか所々で思って見てしまう、ミュージカル脳。笑
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