このレビューはネタバレを含みます
原事前に原作通りではないと聞いていたけど
割と原作準拠で、丁寧な作りだった。
原作ファンとしては嬉しい。
完全に乗っ取られない状態で
共生するというところは原作と同じだけど、
意識(人格)がどちらか一方しか表に出せないという点が
原作の主人公との違い。
実写化というわけで一番の見所になりそうな
ワンミスが即死に繋がる寄生生物同士の戦いは
絵面は地味だけとCGで巧く表現できてると思う。
個人的には、もっとグロくてもよかった。
話の大筋は、原作をベースの
「人間の偉いやつの頭を乗っ取る(地位的にも物理的にも)」
といった流れ。
無駄に登場人物を増やさず、
全六話でテンポよくコンパクトにまとまっていたので
途中でダレるところもなかった。
ラストシーンは原作ファンには「おぉ！」と思えるサプライズ。
キレイに終わらせつつも、続編を作れそうな感じは
ちょっと期待してしまってもよいのだろうか。
