事故対応の物語はもちろん、最後のエピローグまで刻まれる内容だった。
もし何か違ったら帰還困難区域の範囲は大きく異なっていたんだろうと思うとあの時命を懸けて対応してくださった人々に感謝するしかない。
極度の危険と緊張と重積と何もわからない状況の中で出来うる限りの試行錯誤を重ねることは並大抵のことではないと心から思う。
リスクを背負いながらそれでも豊かさだったり新しさの追求はやめられない気がする。そうであるならリスクが顕在化した時にせめて全くの他人事にしないようにはしたい。
引き続き中長期で残る廃炉作業や廃棄物処理を無関係な目で見ないでいきたい。
そして自分にできる災害対策を怠らないことを改めて見直したい。
