楽太郎

TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇の楽太郎のレビュー・感想・評価

TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇(2022年製作のドラマ)
5.0
新作の放送に合わせて旧作が連続放送されていたので、一気見しました。
芸術家岡本太郎氏の残した作品や言葉をモチーフにした特撮ヒーローもの。
5分枠10話で、ウルトラマン風の演出で作られています。

独りよがりにならず、きちんと哲学を伝えてくれるのがいい。
言葉のひとつひとつにいちいち納得。特に主題歌に全てが詰まっており、秀逸です。
また、70年代の特撮物のパロディ+インチキ解説が絶妙で、一緒に見ていた家族は本当にあったものとして見てたし笑。

ドラマの後にやっていた1時間枠の「おやすみ」編は狙いすぎてつまらなかったかな。
新作「帰ってくれ」編(30分枠)も凝ったていたけど、インパクトに欠けていました。
結局5分枠で凝縮させたものがちょうどよく、過ぎたるは及ばざるが如しだなと思いました。
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