Jeffrey Dahmer
利己的に性的欲求を満たす殺人鬼。
パラフィリア。スプラノフィリア。
ノンフィクションか。わずか10話で彼について少しは分かった。多様性や種々の価値観では認められない。彼の芸術を理解するのは無理だ。複雑な家庭環境や生来的なものも要因ではあるだろうが。
ホモセクシャルの黒人、有色人種、ヒスパニックがターゲットされ、隣人からの苦情が警察に何度もあったが、警察はそれを無視。さらには黒人の通報者より白人のジェフを信用する。狂気殺人に留まらない社会悪である。
仕事をしない無能な法執行機関の不正や横暴、何が正義か悪か、正常な状況判断ができない労働組合。
彼のしたことは、決して許されないことだが、、複雑な気持ちになる。
遺族がジェフ個人を憎むのは当然で、生涯付き纏う傷だと思う。だが、その家族までが対象となり収益や印税を100%取り上げようと訴えて一家の破滅を望むのは、趣旨がずれてやってることが破壊的で同じな気がした。それじゃ何も変わらんくないか。
隣人も気持ちはわかるが、擦りすぎ。あくまで物語上の演出かもしれないが。
最後までジョイスダーマーは嫌い。
