1話を見た限りでは、なかなかキツくて精神に来る感じ。全て実話だし実在の殺人鬼の話だから、被害者家族からめっちゃ批判されてるのも分かる。
ダーマーはその猟奇的殺人性もさることながら、色々と事件背景や人間関係、物証も記録が残っているのでプロファイリングの対象になりやすく、そうすると一定数の「ファン」が生まれてさらに伝説化してしまうのが良くないと思う。単なる殺人鬼として時代とともに風化してしまえばいいが、この人はなかなかそうならない。
幼少期の影響や、精神薄弱者であったことをドラマを通じて明らかにし、人間や社会の抱える闇を訴える意図もあるのだろうけど、1話目で黒人男性があわや毒牙にかかりそうになるシーンを観て「早く反撃して、この殺人鬼を殺してしまえ」って個人的には思ってしまった。過去とかどうでもいいから、さっさと死刑(私刑)にすればいいのにってどうしても思っちゃう。健全じゃないなあ。。。
ドラマとしてのクオリティはめちゃくちゃ高いと思うけど、鑑賞を人に勧められないし、こういう作品を作るせいで今も苦しむ被害者遺族がいるので、1話で辞めました。
