前半は「加害者視点」、後半は「被害者遺族(近隣住民)視点」のドラマ。
このような構成なので、観終わった後は、ドキュメンタリーを観たような気分になった。
犯人が逮捕された後も、遺族やダーマーの周りの人々は、長い苦しみの中にいるということがしっかり描かれていて、考えさせられるドラマだった。
第6話は、被害者の出生から始まって、家族思いの好青年がダーマーに命を奪われると分かりながら観続けるのが本当にしんどかった…。
アメリカンホラーストーリーでは、ジェフリー・ダーマーの犯罪コンシェルジュ役(←これはフィクション)を演じたエヴァンピーターズが、今度はダーマー自身を演じているということで興味本位で観た。
題材が実話なだけに、気持ちのいいドラマではないが、観る意義のあるドラマだった。