最後まで観終わってからある程度日にちが経っているにもかかわらず、未だにジェフリー・ダーマーの名前は強烈に脳裏に焼き付いたまま。
これが実話だということに驚くし、彼の数々の蛮行にはかなりの嫌悪感を抱く。
けれど、彼があそこまでモンスター化してしまった原因が生い立ちの中にいくつもあって、それが複雑に絡み合ったことでああなってしまったんだと思うと、人間は常に不安定で脆い生き物なんだと改めて考えさせられた。
主人公のダーマーだけでなく、その家族や周辺の人々についても丁寧に描かれているので、とてもわかりやすくて面白かったです。