ルーク大佐

ザ・ウォッチャーのルーク大佐のレビュー・感想・評価

ザ・ウォッチャー(2022年製作のドラマ)
3.6
実話ベースのドラマであり、事件自体が解決しておらず、さまざまな憶測を呼んでいるという。古い話ではなく、2014年くらいから新種のストーカー事件として話題になり、いまだ犯人捜しは続いているようだ。

主役ナオミワッツは全盛期のまっとう美人の面影をいまも残し、好演していた。旦那はオバマに似ているが、アタオカになったときも熱演。謎の隣人の中では、よく意地悪ババア役で見かける人もおり、それぞれ不気味な役を演じていた。整形マニアっぽい不動産屋は絵的にきつく、なぜこの女優を配置したのか、考え込んでしまった。重要な役だからね。

最初から最後まで疑わしい人間ばかりが出てくる。夫婦が劇中において、疑わしい人ばかり~的なセリフもいっていたが、観客側も誰が犯人なのか、ミステリーを味わえる。最終話でもラストまでツイストを効かせてくるが、ちょっと蛇足なようにも感じた。

4-5話で十分じゃなかったんじゃないかな。犯人当てが狙いならば最後まで楽しめるが、それには恐怖や感動要素が足りなかった。
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