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三体のSAKAのレビュー・感想・評価

三体(2023年製作のドラマ)
4.5
原作の大ファンです。

まだ2話までしか観ていませんか、ストーリーはほぼ頭に入っています。

かつ、
WOWWOW版の3話視聴プレゼントも当選し、視聴しており、それとの比較を中心に感じたことをつらつらと。

■Netflix版での感心ポイント
・撮影とキャストを欧米主体にしたことにより、多分、世界中の多くの方がとっつきやすくなっている。
・副次的効果として(或いは計算して)冒頭の文化大革命でのシーン他、中国共産党の負の側面について原作に近く再見出来ている。
・原作比でテンボが相当早い。が、そう感じさせない脚本。原作「II」「III」につながる登場人物を「Ⅰ」主役と学生時代の友人として最初から配置しておくのは素晴らしい。
・CGは2話まで視聴した段階でも、期待できる!(上から目線ですいません)。VR内における三体星の世界観も、抑制がききつつもダイナミックであり、これから宇宙空間に舞台を移したときのことを想像するだけでゾクゾクする
・ついでに、少し残念というか▲な点は、ダーシー(強史)が今のところジェントルマンなところでしょうか。

■WOWWOW版(3話まで)のほうが好きなポイント
・丁寧。
・原作に忠実。但し文化大革命のくだりはサラッとしか触れず。
・ホラー&ミステリーな雰囲気

どっちも好きです!

あらすじ

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人類が宇宙で唯一の存在ではないことを知ったとき、いったい何が起きるのか……。劉慈欣(リュウ・ジキン)のベストセラー小説「三体」の壮大な小説3部作に着想を得た新作ドラマシリーズ。敵対的な異星人の艦隊が地球を侵攻するという、人類史上最も深刻な脅威に直面した人類の姿を描く。文化大革命時代の中国で、若い女性イェ・ウェンジエは復讐に燃え、人類の未来を自らの手で切り拓こうとする。そして現代、異星人艦隊の侵略を受けた社会は恐怖に陥る。服従を迫られた人類は、果たして不可能を可能にすることができるのか。
Netflixシリーズ「三体」3月21日(木)世界独占配信中
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