ガルベス

仮面ライダーBLACK SUNのガルベスのレビュー・感想・評価

仮面ライダーBLACK SUN(2022年製作のドラマ)
3.4
スーパー1(1980年)とクウガ(2000年)以降の平成ライダーの間隙を縫う元の作品(1987〜89)は、少年期の私にとって唯一のリアルタイム仮面ライダー体験にして原点と言える。
その後にクウガ、アギト、龍奇にはどハマりしたのだが。

人間と怪人の対立軸を、現実の政治への批判的なメッセージとして作品に落とし込む志の高さには敬意を抱くが、それが面白みに繋がっていたとは思えなかった。

あの首相をルー大柴に配したキャスティングが白眉。顔面で選んだのかもしれないが、本質はあの程度の薄っぺらさだったんだよな。ルーに関してはずっと大好きだけど。

まさかのてつをリスペクトなアレには爆上がり。何度も見返してしまった、ありがとう!

粗を探せば沢山あると思うが、731部隊モチーフとか白石監督自身の「止めれるか、俺たちを」な要素が盛り込まれていて、嫌いにはなれない一作。
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