これまで一貫して高評価のドラマだったけど、絆を深めたかと思えばまた反目してしまったりとさすがに引き延ばし過ぎな感は否めず。
とは言え、帳尻合わせに映りはしたが役者は揃ったなラスト付近に気持ちが高まっ>>続きを読む
1980年頃に生きる23、4歳の女性三人(森昌子、古手川祐子、田中裕子)を描いた山田太一脚本のドラマ。
男女雇用機会均等法施行以前ということもあるのだろうが、当時の女性が23、4歳で既に結婚適齢期と>>続きを読む
両親と祖母を事故で一度に亡くしてしまった姉(松たか子)、妹(多部未華子)、弟(松坂桃李)の二十数年後のそれぞれの岐路を描いた新春スペシャルドラマ。
年齢が離れた二人を養うために独身でいた姉、フラフラ>>続きを読む
SP版だけあって泉谷しげる、光石研、塚本晋也、田中美佐子などゲスト出演の顔ぶれが多数。
大晦日でも奇を衒わずオーソドックスな流れで、能登の愛情ちゃんこ、牡蠣バター、牡蠣天ぷら、〆の雑炊がえらく美味し>>続きを読む
1955年の長崎県の炭鉱施設・端島と現代の東京という二つの時代を行き来するドラマ。
炭鉱の島に生きる労働者や家族らの生活ぶりが描かれるのだが、4話目の被曝体験エピソード、喜んで息子を戦地に送ってしま>>続きを読む
料理上手ながら恋愛に興味が持てないアセクシャルの女性(トリンドル玲奈)と仕事が出来て経済力はあるが家事はからきしな女性(蓮佛美沙子)がひょんなことから共同生活を始め、互いに足りない部分を補い、支え合っ>>続きを読む
周りの空気を過剰に読んでしまい彼氏や同僚から見下ろされ精神的に追い詰められていた女性(黒木華)が、一念発起して仕事を辞め家賃3万円のオンボロアパートに引っ越す。
個性豊かなアパートの住人達と接するう>>続きを読む
「市子」コンビがこんなに素敵なドラマを提供してくれるだなんて素晴らしい。
杉咲花は言わずもがなだが、どちらかと言うと映画作品寄りでドラマに出演する印象のなかった若葉竜也が好演。
手術が成功した後の>>続きを読む
主人公を脇に置き、各話ごとに様々な職業の人物をクローズアップさせたことで、良くも悪くもマンネリ気味だったシリーズを活性化。
いかに卓抜したフォーマットであったかということに改めて気付かされた。
毎度>>続きを読む
待ちに待った特番だったが拍子抜け。
登場人物それぞれの苦労や悲哀が描かれてはいるのだがひたすら辛気臭く、いつもの〈北欧〉以外の新たなサウナ施設の情報も皆無。
率直に言ってつまらなかったし、この分だと>>続きを読む
「THE BATMAN -ザ・バットマン」の後日談にあたるドラマ。
常に綱渡りの状態で立ち回る主人公の胆力、運の良さ、狡猾さに見入ると共に、本作のボスキャラ的存在のソフィアのサイコパスぶりが加速して>>続きを読む
相変わらず田端や鶯谷や合羽橋など若者が住む場所じゃないところに溶け込んでるミスマッチさと緩い雰囲気が大好き。
中盤まで全然ハマれなかったのだが、それぞれが別の働き先に別れてからは刮目。
ブラックな環>>続きを読む
真田広之の宿願が叶って本当にめでたい。
クリエイティブコントロールがしっかりしていて、お金もかかっていて、ちゃんと作り込んだ時代劇に仕上がっていて脱帽するほかない。
3話目のラストは「戦国自衛隊」>>続きを読む
大のプロレス好きではあるけど女子プロレスには疎い方だったが、後年に柳澤健「1985年のクラッシュギャルズ」、吉田豪「〝最狂‘’全女伝説女子プロレスラー・インタビュー集」などといった書物を読んで知識を深>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
参政権も相続権もなかった時代に生まれた主人公(伊藤沙莉)が女性初の弁護士となり、女性の立場の向上や社会的に不利な状況に置かれた者の権利をサポートしていくなど諸問題を扱うのだがドラマとしてすこぶる面白か>>続きを読む
社宅に引っ越したことで、新たなお店を開拓するのだが友近、大久保佳代子、ナイツ土屋が新キャラとして登場。
豚すき焼き、980円の鰻フルコース、農家の収穫を手伝ってからもらった野菜づくしの料理なんかが印>>続きを読む
こういうドラマが観たかった。
一攫千金の夢を見て大勝負に出る者達に一ミリも共感はできないが、側から眺める分には面白過ぎる連中。
キャスティングがあまりに絶妙で、役者陣も持てる能力を十全に発揮していた>>続きを読む
それまでのシリーズ程のインパクトは感じられなかったが、ホームランダーが出生した施設でのねちねちとした鬼畜の所業シーンが最高。
絶対不利な状況となっての次のシーズンが楽しみ。
「虎に翼」の吉田恵里香が脚本。
アセクシャルやアロマンティックに関しては本で読んだ程度の知識はあったが、このドラマを見てより理解を深めることが出来たような気がする。
普通に他者と親密な関係を結ぶこ>>続きを読む
主人公二人に加え、アセクシャル(無性愛傾向)でレズビアンの矢子(ともさかりえ)と幼少期からのトラウマにより人前でご飯が食べられなくなる症状を抱える南雲(藤吉夏鈴)が登場することで物語に幅が増していた。>>続きを読む
原作漫画は既刊まで読了済み。
ふんだんに料理を作りたい願望を持つものの少食な女性と自炊スキルはないが大食家な女性が、マンションの隣人であったことをきっかけに出会い、仲を深めていく。
原作に忠実でち>>続きを読む
原作小説は未読。
捻りに捻った知的アイデアというよりも割と力業な感じのSF感で興味深い。
5話目の殺戮シーンは派手さはないもののじわじわと戦慄が走っていて不気味。
カタストロフが訪れるのはさらに>>続きを読む
1話目が本当に素晴らしすぎて、クドカン&阿部サダヲの大人計画的笑いが炸裂していて堪能。
ただしミュージカルシーンは世間で言われている程面白いとは思えなかったし、価値観のアップデートに対する解釈や咀嚼>>続きを読む
日帰り出張の多いサラリーマンの主人公が、帰りの新幹線内で地域の名産品である酒や肴を嗜むドラマのシーズン2。
福井県敦賀の仕込み水ではなく清酒で仕込んだ貴醸酒と浜焼き鯖が気になった。
金沢にある近江>>続きを読む
新しい住宅様式であるパッシブハウスを普及させるためにリアリティショーのホストを担う新婚夫婦(エマ・ストーン&ネイサン・フィールダー)の顛末を描いたA24が製作するドラマ。
掴みどころのないキャラクタ>>続きを読む
主要キャラ三人がサウナカーで旅行へ。
湖を水風呂代わりにして、その後にバーベキューをし、長野県にあるアウトドア・サウナの〈The Sauna〉を訪れていた。
体験していないのでジャッジできないのだが>>続きを読む
年末SPの訪問先は沖縄と台湾。
沖縄のステーキハウスのステーキはいかにも飯テロなルック。
台北での豚肉と白菜漬けを煮込んだ鍋は東京でも食べられないのだろうかかなり気になる。
夜市の屋台に行ったこと>>続きを読む
個人的古畑任三郎マラソンも遂に完結。
SMAPやイチロー出演回など配信されていない回も割とあったのがやや不満。
父親が亡くなり事業を継承する兄との今後の見通しの相違から殺害に及んだ弟(藤原竜也)が古>>続きを読む
古畑と今泉の関係性こそがこのドラマの肝であるはずなのに新キャラの西園寺(石井正則)が割って入るのは納得がいかない。
犯人役のゲスト陣は相変わらず豪華で、稀代のモテ男である福山雅治に失恋絡みで親友を殺>>続きを読む
犯人役は当時人気絶頂の山口智子。
フラワーアレンジメント教室に参加する今泉の付き添いに来た古畑だったが全く乗り気なし。暇なのか友達が皆無なのか、いつも今泉と一緒にいる。
教室の主催者でありパフォー>>続きを読む
元々完成度の高いフォーマットではあったが、シーズン2になってさらにブラッシュアップ。
1話目の明石家さんまはこれまでのイメージを覆す弁護士役で、古畑と今泉の関係性がよりクローズアップされていていきな>>続きを読む
番組初のスペシャル版。
オーストラリアで起きた殺人事件に居合わせた古畑任三郎。
今泉が缶詰の懸賞に当たって古畑が一緒についてきたという設定に笑う。
コミュ障の天才数学者(田口浩正)と数学の才はないが>>続きを読む
ちゃんと見ているようで見ていなかったのでFODに初加入してあらためて鑑賞。
第四の壁演出や癖があって思わずモノマネしたくなる田村正和の演技、OPのカッコ良さとは裏腹にコミカルな序盤、豪華なゲスト役者>>続きを読む
料理をすること、してもらうことの悦びや等身大の生活感や些事が描かれるなど安定のクオリティ。
ジルベールと小日向さん、カヨコさん一家、さらには個人的に大好きな映画「四月の永い夢」の朝倉あきが新キャラと>>続きを読む
コミュ障ではあるが絶対味覚を持つ女子大生が町の定食屋でアルバイトすることで、お客さんの舌を唸らせ、自らも成長していくドラマ。
料理の監修が笠原将弘なのでどれも美味しそう。
見ているうちに食堂の店主で>>続きを読む
特攻隊に所属し生き残った自責の念を引き摺り続けるガードマン(鶴田浩二)とそこで働き始める現代的な若者(水谷豊、桃井かおりら)との世代間ギャップと交流を描いたドラマ。
いわゆる平和ボケをして何かにつけ>>続きを読む