仮面ライダーだと言うから、それもみんな大好きオレも大好きBLACKのリメイクだと言うから、楽しみに気合いを入れて鑑賞した。にも関わらず、実際には仮面ライダーの看板を掲げた連合赤軍モノだった…
要するに白石和彌は『オレは師である若松孝二の意思を継承して闘い続けるぜ！』をやりたいだけであって、仮面ライダー自体には愛やリスペクトは微塵もない。
基本的に演出は上手くいっているし、それなりに楽しい部分もあるので、コレが仮面ライダーと何の関係もない白石和彌の新作であったなら、4点くらい付けたかもしれない。
だが、オレの人生を変えた仮面ライダーシリーズで、しかも予算をたっぷりかけた50周年記念一大プロジェクトにおいて、仮面ライダーと何の関係もない話を延々垂れ流した事実は到底許容出来るものではない。
やるなら他所でやれ！
