ザック・スナイダー版スター・ウォーズことREBEL MOONシリーズ第2作。
前作と同じく、ストーリーがつまらない、キャラクターの魅力に乏しい、4時間以上もある癖に尺が全く足りていないという難点はあ>>続きを読む
「紺青の拳」のようなオラオラ系映画かと思いきや、初期(こだま監督時代)を彷彿とさせるほどの良作。
アクション、推理、ラブにコメディと盛られた要素が多く、固有名詞もやたら出てくるのでやや混乱するものの>>続きを読む
ただでさえメチャクチャ面白い和山やまの原作を野木亜紀子が脚本化し、山下敦弘が監督した時点で面白くならないワケがない。
にしても原作の面白いエッセンスの全てを、上手く映画という別媒体に落とし込むことに、>>続きを読む
自由な描写満載のフランス産コメディアニメ。
人それぞれ異なる色を持っており、その色が交差する体験が、やがて想い出という彩りとなることを明確に表現していて、それが作品全体の色を形成していく様は秀逸。いわ>>続きを読む
新一とキッドの回、原作の新一の登場コマが最高にカッコよくて好きなんだよな。
それはそうと、やっぱり大野克夫の劇伴めっちゃいいな…
またしても登場ハイメ・グスマン。
チリの歴史に明るくないので細かい部分はよく分からないが、音と映像を使って自身を取り巻く世界(社会)の変化を表現していることは分かりやすかったし、日本人の頭からは絶対に>>続きを読む
絶対に己の信念を曲げない男が作った、絶対に己の信念を曲げない男の伝記映画。
フィルマのレビューで、オレはノーラン作品が嫌いだと書き続けてきた。お前は一体何様だよって感じだが、ここに和解を宣言したい。>>続きを読む
クリストファー・ノーランの長編監督デビュー作のHDレストア版。
全編モノクロ、時系列シャッフル、説明的にならない劇伴、と処女作にして"らしさ"全開。
後に大作を製作する監督の自主映画時代はアートっぽい>>続きを読む
デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドンの監督第3作。
前作「ポゼッサー」がどストライクで好みだったので鑑賞。
前作と同じく、奇抜なアイデアのSFであると同時にじわじわと追い詰められていくホラー>>続きを読む
史上最も偉大なゲームクリエイター小島秀夫監督のドキュメンタリー。
(権利関係で出来ないのだろうが)「メタルギア」の話がほとんど出てこないのは大いに不満だし、ファンなら知ってる情報しか提示されない薄い>>続きを読む
平凡な夫婦が放射能で弱っていく様を淡々と描いたアニメーション映画。
80年代の映画だが、現在も作品の持つパワーは衰えていないどころか、増してすらいるように感じる。
可愛らしいキャラデザのアニメーション>>続きを読む
本物のアクション俳優、坂口拓主演最新作。
待てど暮らせど公開されない状況に業を煮やし、北米版ブルーレイを入手して鑑賞。
期待に違わずメチャクチャ面白かったし、全編通して「アクションを演じるとはこういう>>続きを読む
戦争映画からギャング映画、そしてミュージシャン成り上がり映画へと目まぐるしく変化するファティ・アキンの新作。
ファティ・アキンは、台詞に頼らず画でみせる映画を作る人なので、信頼している。今回もちゃんと>>続きを読む
初期作品を彷彿とさせるリュック・ベッソンの新作。
ストーリーは予想の範疇を出ないし、ベッソン作品でいつも重要なポジションを担うヒロインキャラが犬に置き換わっただけとも言えるが、諸々の設定、ライブシーン>>続きを読む
クソつまらん。
メチャクチャ面白い原作を、これ以上ないほど豪華なスタッフ・キャストを起用し、多額の予算を注ぎ込んで、何故これほどまでにクソつまらんものが出来上がるのか理解に苦しむ。グラシネIMAXで観>>続きを読む
「キングスマン」でお馴染みマシュー・ヴォーンの新作を、ドルビーシネマHFR上映で鑑賞。HFRである意義はほとんど感じられなかったが、「ホビット」のようにフレームレートが高すぎてノイズに感じることもなか>>続きを読む
マ・ドンソク兄貴が暴力や暴力や暴力で悪い奴らを捩じ伏せる、大ヒットシリーズ第3弾。
流石にちょっと落ちてきてはいるものの、相変わらず面白い。1〜2年くらいのスパンで、このクオリティでシリーズを作り続>>続きを読む
批評家から「チェルノブイリ級の悲惨さ」「『モービウス』以来最低のヒーロー映画」「ヒーロー映画の最低を更新」などと散々こき下ろされている、ソニピク製作のマーベル映画。
前評判通り中々のつまらなさ。
ア>>続きを読む
死霊館シリーズに登場する最恐のシスター、ヴァラクをメインとするスピンオフ映画の続編。
前作が最低の駄作だったので全く期待していなかったが、監督が変わったおかげか、前作に比べればだいぶ楽しめた。
とはい>>続きを読む
押見修造の原作を野生爆弾がコントにした、みたいな映画。
今のところアリ・アスター作品の中では一番分かりやすいと思うし、一番好き。
オレの地元に常に見えない何かと戦っている有名なおばさんがいるのだが、>>続きを読む
松本人志第一回監督作品。
たしか「監督・ばんざい!」と同日公開で、ハシゴ観した記憶がある。どちらも酷評されているが、オレは両方大好き。公開当時、映画館で2回観た。一応言っておくと、別にオレは松本信者で>>続きを読む
「ブレイキング・バッド」の後日談映画。
あの終わりの続きが見られるだけでそれなりに価値があるが、完璧な本編に比べれば全く面白くない。
本当に語るべきは、このラストシーンの更に先だと思う。
海底大戦争映画「アクアマン」の続編にして、「マン・オブ・スティール」から始まったDCEU完結作。
前作と同じく、展開に行き詰まると爆発が起こるバカ映画。常に何かが起こっているため飽きないが、中身は空>>続きを読む
ヤマトシリーズ史に残る傑作の4Kリマスター版。
総集編である前作の画質はそこそこだったが、本作は70年代のアニメとは思えぬほど高画質。
異様なハイテンポとハイテンションで抜錨から永遠の旅立ちまでノン>>続きを読む
シルヴェスター・スタローンを座長とする、アクションオールスター大集結映画シリーズ「エクスペンダブルズ」の第4作。
がぁぁぁまんがならねえ!!!と、思わず第1作日本公開版エンディングテーマ「絆-KIZ>>続きを読む
「グラインドハウス」でイーライ・ロスが作ったフェイク予告の長編映画化。景気良く人が死にまくるスラッシャーホラーで、2023年の映画納めに相応しい出来。
意外にもイーライ・ロスが王道のスラッシャーもの>>続きを読む
滅多に泣かないオレを大号泣させた「あの頃、君を追いかけた」のギデンズ・コー監督最新作。ヤクザとカタギの恋愛というベッタベタのラブストーリーに、ギデンズ・コーらしい下ネタを大量に塗した、いつも通りの片思>>続きを読む
滅多に泣かないオレを大号泣させた「あの頃、君を追いかけた」のギデンズ・コー監督最新作。初期の「幽遊白書」のようなストーリーを、ギデンズ・コーらしいキモさとエモさで描いた傑作。
予告など事前情報を一切>>続きを読む
「プロミシング・ヤング・ウーマン」のエメラルド・フェネル監督の新作。
ネタバレせずに書けることが何もないので、ほとんど何も書けない。要するに「プロミシング・ヤング・ウーマン」とやってることは同じ。割と>>続きを読む
著名な女性指揮者が権威の失墜に怯える様をネチネチ描いた、新手のホラー。
物語の進行の遅さに不安を煽られる点や、本来観客に背を向ける指揮者という立場の内面にズカズカ踏み込む演出は面白い。
何よりケイト・>>続きを読む
コカインでラリったアホな人間が公園にばら撒いたコカインでラリったクマさんが、アホな人間どもを八つ裂きにしていくバカ映画。
一番最初に「事実に基づく物語」とテロップが出るが、この映画の何処が事実なのか>>続きを読む
YouTuberが監督のA24配給ホラー。
アメリカでは売れたらしいが、これといって特筆すべき部分もなく、可もなく不可もない出来。
主人公が母親を亡くした喪失感を埋めるために降霊術にのめり込むなんて>>続きを読む
日本が舞台だし、役所広司がカンヌで賞獲ったので、ヴェンダースの映画を久しぶりに劇場で鑑賞。
主人公はみんなが出て行くのを待ってから中に入り、みんなが汚す場所をきれいにする。待ち時間にスマホなんか見な>>続きを読む
コナンやクレしんに次ぐファミリー映画にしようという東宝の魂胆が透けて見える「SPY×FAMILY」初の劇場版。
アニオリということで不安だったが、原作の持つキャラクターや設定の魅力を損なわないよう、か>>続きを読む
「七人の侍」「スター・ウォーズ」「DUNE」「ファイナル・ファンタジー」などの要素をあらかたぶち込み、いかにもザック・スナイダーらしいスローモーションに次ぐスローモーションで料理したスペースオペラ。>>続きを読む