ユンファさんの映画レビュー・感想・評価

ユンファ

ユンファ

スーパーマン(1978年製作の映画)

5.0

自分の人生に最も大きな影響を与えた作品の一つ。
永遠の憧れ。
永遠のヒーロー。

F1®/エフワン(2025年製作の映画)

4.2

主演ブラッド・ピット
監督ジョセフ・コシンスキー
製作ジェリー・ブラッカイマー
音楽ハンス・ジマー
という最強の布陣による、面白くならないわけがないF1映画。

タイトルが示す通り、奇を衒うことのない
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でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男(2025年製作の映画)

3.6

ざっくりと事件の概要を知ってはいたので、良く出来た映画ではあるが予想以上のものはない、といった印象。
実話ベースであるため致し方ないのだけど、マスコミにせよ、学校や市、病院の対応にせよ、もちろん原告側
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LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族(2025年製作の映画)

1.0

つまらん!心底つまらん。
「LUPIN THE IIIRD」シリーズはこれまで比較的クオリティが高かっただけに、残念でならない。
説明がバカ長いし、スカッとする要素もカッコよさも皆無。
おまけに、シリ
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LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン(2025年製作の映画)

3.3

主役である筈の銭形があまり活躍しないし、ニセルパンも弱くて拍子抜け。それでもこのシリーズは、TVでは難しい表現に挑戦し続けているし、面白いと思う。
劇場版では久しぶりにアイツが登場するのが確定している
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28年後...(2025年製作の映画)

3.3

監督ダニー・ボイルと脚本アレックス・ガーランドコンビが復活した、「28日後…」シリーズ待望の新作。

シリーズ通して好きは好きだけど、前作から長い時を経て様々なゾンビものが作られるようになった今、敢え
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スマイル2(2024年製作の映画)

1.5

それなりに期待して鑑賞しただけに、全く怖くなくてガッカリ。
前作とほとんど同じワンパターン演出なくせに、2時間越えは長すぎる。
集団で追っかけてくるところだけは見応えがあった。

メガロポリス(2024年製作の映画)

2.0

世界的に酷評されているコッポラの新作。

出来が良くないことには完全に同意なんだけど、「こんなつまんねえもん見せやがって、金返せ!」とは思わなくて、「コッポラが私財を投げ打ってでも作りたかったんなら、
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罪人たち(2025年製作の映画)

4.5

メチャクチャ面白い。
黒人を舐めんじゃねえ、殺すぞ!みたいな映画を作り続けているライアン・クーグラーの最高傑作だと思う。

「本題に入るまでの前半パートが長い」みたいなレビューが多いんだけど、これむし
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.3

主人公に降りかかる、心霊よりも怖い理不尽な社会の無意識的な暴力。
親子愛の三文字で、いとも容易く消費される残酷な結末。
そして、この世で最も怖いのは無能かつやる気のない管理人であるという事実。
Jホラ
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早乙女カナコの場合は(2024年製作の映画)

3.0

長津田みたいな奴がこの世で一番嫌いだし、学生時代のアレやコレやが蘇ってしまって、拷問のような2時間だった。
ホントにいろいろ思い出して、感情がグチャグチャにされた。映画の出来云々とかではなく完全に個人
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プロフェッショナル(2024年製作の映画)

2.5

要するにリーアム版「許されざる者」なわけで、雰囲気は渋くてとても良いのだが、いかんせん地味で単調、展開もオチも全て予想通りで残念。
ロバート・ローレンツとリーアムが組んでこのクオリティは、それこそ"許
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28週後...(2007年製作の映画)

4.0

今見ると無駄にキャストが豪華な「28日後…」の続編。あの終わりからどう続けるんだよ…と誰もが思ったであろうが、コチラはコチラで中々の良作。

最初から最後まで、何もかも主人公姉弟が全部悪いのが笑えるし
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28日後...(2002年製作の映画)

4.4

00年代ゾンビ映画の傑作。
いつ見ても面白い、今見ても画質悪い。
人間がほとんど登場せずゾンビ映画っぽい描写を積み上げる前半と、一転してゾンビが影を潜め人間の邪悪さが露出する後半の対比。
クライマック
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ドールハウス(2025年製作の映画)

3.9

ホラーって宣伝していないくせにガッツリホラーで、良くも悪くも教科書通り。怖い場面はいろいろあったけれど、結局開始3分くらいの展開が一番怖い(というか嫌)。
明るく楽しい映画ではないものの、観た後は何故
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JUNK WORLD(2025年製作の映画)

3.8

相変わらず世界観が独特で面白い。
安易に既存のキャラクターに頼ることなく、映るもの全てが新鮮。前作に比べるとグロ要素こそ減ったものの、下品な下ネタはちゃんとあって安心した。

ゴニョゴニョ字幕版で鑑賞
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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

3.0

不二子の色気全開で決して悪くはないけれど、敵が弱すぎる。やはり「次元大介の墓標」こそ至高。

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.7

ツッコミどころというか、良く分からん部分が多々あるんだけども、五ェ門がヤクザたちをバラバラにする場面だけで最高。

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

4.2

ツッコミどころも長い説明台詞も、全て「ロマン」の一語で吹き飛ばしてしまうカッコよさ。

プレデター:最凶頂上決戦(2025年製作の映画)

4.7

メチャクチャ面白い。こんなに内容てんこ盛りで激アツなのに90分未満とか、信じられん。観終わった瞬間に、もう一回再生ボタン押しそうになった。

日本の話なんか最高で、もう泣きそうになったんだけど、その次
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見える子ちゃん(2025年製作の映画)

3.8

霊が見えるのに見えないふりをする女子高生の話。
ほん呪初期からのファンとしては、中村義洋監督が心霊系の作品を手掛けてくれるだけで嬉しいし、要所要所に出てくる幽霊がちゃんと怖い。
題材が題材だけに怖さも
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MaXXXine マキシーン(2024年製作の映画)

3.1

80年代らしい描写や演出の数々にはワクワクしたけれど、前作「パール」ほど突き抜けたものは感じられず…
映画3本も使ってやるような話なのかも疑問。散々引っ張った割にオチも弱い。

ケヴィン・ベーコン、ジ
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呪術廻戦「懐玉・玉折」総集編(2025年製作の映画)

4.8

エンディングで号泣。
「どーせTVと同じなら、わざわざ映画館で観なくても…」と思っているそこのあなた!新規エンディングだけでも入場料金分の価値があるので、絶対に劇場で観るべき。

「呪術廻戦」自体メチ
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岸辺露伴は動かない 懺悔室(2025年製作の映画)

3.8

シリーズ中でも屈指の出来。
相変わらず無駄に長いし、もうちょいカットしてほしいが、やはりオールヴェネツィアロケによる絵面の強さは凄まじい。「リアリティこそが作品に生命を吹き込む」とは、まさにこのこと。
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二人静か(2023年製作の映画)

3.8

西山さんと水澤さんの背丈の違いが不安定な夫婦関係を表しているように、画や音、台詞で各キャラクターの感情や関係性が的確に表現されており、坂本礼監督だけにやはり良く出来た映画だと感じる。
西山さんの存在感
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サブスタンス(2024年製作の映画)

4.5

ネタバレになるので何も書けないんだけれど、この監督、絶対日本のホラー漫画好きだろって思った。
怖いとは全然感じなくて、「痛そう」とか「やめとけって」とか「ンなアホな」とか一々ツッコミを入れつつ観て、最
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

4.0

女性がひたすら痛めつけられ、その痛みを100000倍くらいにして返す、メチャクチャスカッとするしカッコいい映画。

原色の鮮やかな映像に、突如として挿入される激しい暴力や鮮血が目を引く。ラストの長回し
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

1.5

公開されたばかりなので簡潔に。
絶賛する世論に水を差すようで申し訳ないけれど、シリーズワーストだと思う。

脚本的にも演出的にもあまりに無駄が多く、フォールアウト以降顕著だった説明台詞の多さにも拍車が
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ハボック(2025年製作の映画)

5.0

ギャレス・エヴァンスは筋金入りのバンカーである。「ザ・レイド GOKUDO」を観た時、オレは直感的にそう感じた。何故なら、オレ自身も相当のバンカーであるからだ。
因みにバンカーとは、「男たちの挽歌」を
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サンダーボルツ*(2025年製作の映画)

4.0

善人とも悪人とも言い難い中途半端なキャラづけの(元)脇役たちによる、アンチヒーロー的なヒーロー映画。
MCU全くの初見でもさして問題ないとは思うが、「ブラック・ウィドウ」は観ておくとより楽しめる筈。
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名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)(2025年製作の映画)

3.7

10数年ぶりに小五郎のおっちゃんがカッコイイ映画。

櫻井武晴節大爆発で、最早コナンというより「相棒」と化している。パラボラアンテナってそういう用途で使うものじゃなくね?などツッコミどころは多々ありつ
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劇場版 僕とロボコ(2025年製作の映画)

4.0

ジャンプコミックス愛に満ちた原作と同じく、ジャンプから生まれたアニメへの愛に満ちたアニメ化。
オレは今なおジャンプを定期購読して毎週読んでる生粋のジャンプっ子だけど、最近はじっちゃけロボコが一番面白い
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メイキング・オブ・フォースの覚醒(2016年製作の映画)

3.5

様々な大作のメイキングを作ってきたロラン・ブーズロー監督だけに、可もなく不可もない無難な出来。

とんでもないプレッシャーと闘ったスタッフ・キャストには敬意を表すが、残念ながらシークエル・トリロジーは
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WITHIN A MINUTE:メイキング・オブ・エピソード3(2005年製作の映画)

4.5

作品全体のうちの1シーンに着目し、僅か1分の映像にどれだけの労力が費やされているかを明らかにするメイキング。

製作工程に関わるほとんど全ての部署が登場しながら、80分未満にまとめている編集が上手い。
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パペットからCGへ:エピソード2のデジタル・キャラクター(2002年製作の映画)

4.5

アナログ特撮からデジタル特撮へ移行する瞬間の様々な苦労や挑戦する楽しみを描いた、スター・ウォーズメイキング史上最も重要な作品の一つであり、映画における“特撮”を語る上でも外せない名作。

終始楽しそう
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