日々息子たちの世話に追われる王妃イム・ファリョン。長男である世子は勉学に秀でているが、他の息子たちは授業に遅れるなどの問題行動が目立ち、大妃に小言を言われてしまう。
世子とともに教育を受ける王子が選ばれることになり、その役に志願するよう息子たちをたきつけるファリョン。1人の息子が手を挙げるが、その息子は驚くべき秘密を抱えていた。
選抜試験を受ける王子たちは、王から出題された予想外の難問に頭を悩ませる。ケソン大君を陥れることにした大妃は、ある策略を実行に移す。
選抜試験の最終段階に挑む3人の王子は、国を揺るがしかねない伝染病について議論を交わす。命の危険を冒して、兄を治せるかもしれない医者に会いに行くソンナム大君。
世子が重い病を患っているといううわさが宮廷中をかけめぐる。廷臣たちが結託し、新たな王位継承者を指名するよう王に強い圧力をかける。
不穏なうわさの真相を突き止めるため、調査の指揮を執るファン・ウォニョン。世子の妃が、ただならぬ様子でファリョンに助けを求める。
罪の意識を抱えるソンナム大君は、自らの手で悲劇の真相を明らかにしたいと王に訴える。王の尋問を受ける宮廷医官の口から、驚くべき言葉が飛び出す。
自分が優位な立場に立つため、王子たちが互いにだまし合う一方、後宮たちは息子のために裏で策略を練る。その様子を見たファリョンは、ある方法で後宮たちの気勢をそごうとする。
他の王子の後ろ盾になることを決めた大妃。それを知ったかつての共謀者たちは、不安な気持ちになる。一方、宮廷に戻ったシムソ君は、厳しい出迎えを受ける。
悪人が宮廷に入るのを止めようとするケソン大君。盲目の男が悪事を働いていると考えた2人の王子は、その周辺を探り始める。ソンナム大君の血統が疑問視される。
世子の最終候補となった3人の王子のうち、1人を選考から退かせようとする大妃。一方ファリョンは、儒生たちに正しい選択をする機会を与えることで、不正を阻止しようとする。
し烈な争いを勝ち抜いた王子が、世子としての第一歩を踏みだす。世子の妃選びに向け、大妃がすでに候補者を立てたことを知ったファリョンは、自らも強力な候補者を見つけようとする。
ファリョンのもとを訪れ、ある質問を投げかける世子の妃。新たな責任を負うムアン大君。医官の記録のうち、紛失していた1ページが見つかる。
類似点をもつ2つの死について調べを進めるファリョンは、婚礼を終えたばかりの世子をおとしめるようなうわさ話を止めるため、対応策を講じる。
自らの身の安全を守るため、ある人物の力を借りようとするクォン医官。重要な証拠を手に入れようとする大妃。世子の妃の体調をめぐり、宮中に不穏な空気が流れる。
これまでの苦労を水の泡にしかねない重大な秘密を抱える王は、どうすればいいかわからず思い悩む。そんな王に助言を与え、温かい心で見守る王妃。