死者と話すことができる葬祭ディレクターのドンジュ(ヘリ)と、便利屋「百人力」のスタッフであり、ある辛い過去を抱えたテヒ(JUN)の出会いから始まる物語。
ラブ要素ありのファンタジーって大好きなジャンルだし、最初の方は笑えて泣けて、良いドラマだなぁと思っていたのですが！
ドンジュが死者に会って話を聴き願いを叶えていく過程で、1つ1つの話が浅いというか、ストーリー展開のためにドンジュの周りの人を死なせているのでは？と段々思えてきて、話に入り込めなくなってしまった…テヒが抱える過去の事件の真相も望まない展開だったし、特に最後4話に納得がいかず！！もっとハートフルなドラマかと思っていたのに、裏切られた気分になってしまいました。
登場人物のキャラクターは良かったのになぁ。楽しいおじコンビ(イギュハン＆オデファン)と、優しくて料理上手なドンジュのお父さん(パクスヨン) が好きでした。還魂のソイ役のソヘウォンも、初めて普通の良い人な役を観られて良かった。あとはヘリちゃんがとにかく可愛くて♡泣く演技ばかりで大変だっただろうけど、ジュンとお似合いで、2人の距離が縮まっていく感じも好きでした。ほっこりできるシーンが良かった分、どうしても展開が惜しいと思ってしまった。
あとドンジュの仕事に対する偏見が強い人が沢山出てきてびっくり。死者に触れた手を握りたくないとか酷い！そんな風に人から疎まれることも多いドンジュの仕事の意義を、最後にはドンジュの大切な人に理解してもらってハッピーエンドかと思っていたのに…ラストに分かったドンジュが死者と話せる理由にも取ってつけた感を感じてしまい、残念でした。
でもすごく泣ける良いドラマ！って感想の方も多いようなので、単にストーリー展開が私の好みではなかっただけかなと思いました。
