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ザ・グローリー ~輝かしき復讐~の42のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

"目には目を 歯には歯を 破壊には破壊を
殴られたら殴り返すべき? どうだろう それじゃフェアすぎると思わない?"

自分が怒りに震えながら笑う瞬間がいくつもあって気が狂いそうになった。イドヒョン、また医師そして苦しみがわかる寄り添える人の役。ヒテを思い出してしまう。すごく真っ直ぐな人。後悔するくらいなら行動するみたいな信念を感じる。

「誰のために?悪人は生きてるのに なぜ私が?」

「私の願いを知ってる?
いつの日かあなたの名前と顔を忘れることよ
どこかで出くわした時
"誰だっけ?"
あなたを覚えてさえいないこと」

手伝ってくれてるおばさんや大家さん、工場での女の子 みんないい人なんだろうけどすぐ疑ってしまう。またドンウンが傷つくのが怖くて。視聴者の私にはどうすることもできないのに。

「やりたいこと全部やるといい
そして僕と恋愛もしよう しあわせにする」
ヒテの声だな〜変わらない。あたたかさも寄り添って大切な人を大切にできる人柄も。

ドンウンの全身の火傷の痕を見たヨジョンの怒りと悲しみと驚きの交じった表情。人柄が全面に出た完璧な反応。でも目に見えてされたことの酷さを想像できるような傷痕が残っていない人たちの見えない傷はどうやったら見つけられて、どうやったら認められるんだろうと考えてしまう。

「傷をこじらせないで 僕を呼んで」って言葉、涙が溢れて止められなかった。救われたからじゃない。現実はもっと醜いはずなんだよ。他の誰かの現実はどうか分からないけど、現実はどんなに傷つけられても傷は見えないところに深く刻み込まれていて、その上こんなこと言ってくれる人なんていない。精神的にメチャクチャなのもあるが、ヨジョンの言葉一つひとつにボロボロ泣いてしまう。

ヨジョンくん ただ優しいだけではなく彼も十分に苦しんでいるからこそ狂気と怒りを含んだ強い眼差しに闇を感じる。いいね〜

色々と揃ってきたからこれからが本当に始まりって感じ。
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