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この世の果ての42のネタバレレビュー・内容・結末

この世の果て(1994年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

士郎はまりあほど自分を犠牲にできるのかな。君が壊してしまったまりあから逃げ出さず、そばに居続けることができるだろうか。薬から抜け出した士郎がまりあを呼ぶシーンが一番泣いた。
彼女があの姿になるまで大切なことに気づけなかった士郎は本当にどうしようもないけど、まりあはもしかしたら幸せだと思っているのかもしれない。他人が言えることなんて何もないんだ。
まりあは士郎の「まりあを愛してる」という言葉で十分だったんだ。死んでもいいくらいに。あんなにボロボロになって自分のこともよく分からない状態になっている士郎が、まりあのことははっきりと愛しているのが分かっていて、繰り返し「まりあを愛してる」と言うから、まりあは士郎のために保険金かけて死んでもいいくらいにそれで十分だったんだよ。
四話までは三上博史の声の優しさに泣いていた。
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