悪魔判事の42のネタバレレビュー・内容・結末

これチソンとジニョンのラブロマなのでは？って錯覚しちゃうだろ……大好きだった兄に顔がそっくりの正義感強い部下って運命でしかないから。怪我治ってもずっと同じ家に住み続けてるのなんなんだ...なんで誰も何も言わないんだ...家の人たちみんなガオンのこと好きになっていくし君がそばにいてくれよ頼むからってクソデカ感情生まれちゃうね。
ヨハンが兄を思い出す時泣きながら笑っていて、泣きながら笑うってもう心が壊れている現れだと思うけど、そういう姿を見せられるのもガオンしかいないんだ。
ガオンが屋敷を立ち去るとき｢どうかこの家の人たちが涙も悪夢もなく穏やかに眠れますように｣と願っていて泣いてしまった。君がそばにいてくれよ...あの人たちには君が必要だから...

韓国ってドラマたくさん作ってるからか分からないけどこういう複雑なラブロマ要素を含んだ独自のドラマ境地を開拓してるな。『괴물』『손 the guest』とかもそうだけど表向きは違うジャンルでもこれはもしかして強い愛なのでは...？と思わざるを得ないような不思議な関係と強い感情を見せられるドラマがいくつかある。

『해피니스』で一番腹が立った人と『정신병동에도 아침이 와요』で｢うわっハピネスでめちゃめちゃ腹立ったおじさんに似てる！この人も性格ヤバおじさんだ！｣って思ったおじさんが出てて笑っちゃった。最悪が二人も集まっちゃ終わりよ。

こういう終わり方か〜ヨハンもエリヤもガオンが必要だし、ガオンにも頼れる人はもうヨハンしかいない。まあスイスに永住するわけではなさそうだし帰ってきてまた一緒に過ごすようになったらいいな〜と自分で想像するしかない。

全てが詰まっていた。愚かさも愛も正義も偽善も巨悪も、そしてそんな単純な言葉では言い表せないもの、正義という名の暴力、守りたいものを守るために仕向けた復讐心、踊らされる人たち、名前がつかない関係・情、そういうのを長い時間かけて全部見せられた。