激しく中毒性がある。脳の快楽物質がどうゆうストーリー、映像の時に出るのかあらゆるパターンを研究しつくして、それを○分毎に織り込んで行く、というような緻密な計算に基づいて作られた作品に見える。商業的要素が強いものの、セリフが秀逸で、いくつか名言があるが、復讐することの正当性を「今より不幸にならないようにしているだけ」という返しは、どうやったら思いつくんだろう。
まだ見終わっていないが、いじめのシーンはつらくて見ていられないので飛ばし目でみた。その割にストーリー全体や、伏線回収が見事なので、巻き戻して見てる。ストーリーそのものは復讐劇なので目新しい訳ではないが、商業作品の作り方としては大いに学ぶべき点がある。この手のタイプではほぼ完成形と言ってもいいのでは。
