子供の時からスターになることを夢見ていたキム・モミが、連続殺人犯になっていく過程とその後の話。
初めから猟奇的な人格というわけではなくて、悲劇に巻き込まれた結果、最悪な方向にという救いようのないもので、「なんでこんなことに・・・」と思ったり。
主人公のモミは、OL(マスクガール)時代と整形後、刑務所に収監された後の3人1役で演じられていて、どれも見応えあり。個人的にはコ・ヒョンジョン演じるモミの演技に引き込まれた。
凄いと感じたのは、モミの話が主軸でありながらも、1話ずつ周りのキャラクターのお話として描かれているところとか、粋だなぁと思ってしまった。韓国ドラマ、凄い。
刑務所時代の若きモミが、ウンスクの子分をボコボコにする場面がすっごく爽快。「いけー!」って応援してしまった。
それと、もうね・・・。トッポッキおばさんには助演女優賞をあげたい・・・。
「誰が正義か」みたいなものはないから、誰を応援すべきかも分からないまま、怒涛の展開で突っ切ってくれたドラマでした。