舞台を2010年に移して始まるシーズン３。
シューリス演じる悪役ヴァーガの気色悪さ全開。食事しながら観れないレベルでした。
仮釈放中の女を演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッドがかっこよかったです。スタールバーグも結構好きでした。彼が泣いたところは私も悔しくなって一緒に泣いてしまった…
しかし何といっても、エピソード７の終わりからが興奮しましたね。シーズン１でお気に入りだったあの人が登場するんですもん。
それでもやっぱりシーズン１、２の方が楽しかったし面白かったかなぁ。悪役が好きになれるかが大きいのかもしれません。ヴァーガに人間らしいチャーミングさは皆無で、見事なまでに不快な怪物でしたからね。彼の部下たちも少しインパクトに欠けましたし。恐ろしかったけど、それがゾクゾクする面白さにはならなかったというか。ファーゴが笑えるブラックコメディというジャンルだとすれば、今回は全体的にトーンが暗めだったのかなという気もします。最初の被害者の背景のところとか哲学的だったし。
未だにビリー・ボブ・ソーントンを上回るキャラクターは出てきてないなぁ。
