LaserCatsさんの映画レビュー・感想・評価

LaserCats

LaserCats

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

3.6

Bill Hader's List of 200 Movies Every Comedy Writer Should Seeで見かけたりして気になっていた作品。
寄宿学校のとある新学期を描いた映画で、
>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.8

これからの日本かもしれない⋯と思いつつ鑑賞。
劇中でも「アカ検挙に反対する奴はアカだ」みたいな台詞があったし、嘘に嘘を上塗りしてごまかそうとしている人たちが牛耳っているし⋯。
そんなふうに権力側は力尽
>>続きを読む

ジャンプ、ダーリン(2020年製作の映画)

3.5

俳優なのかドラァグクイーンなのか中途半端な状態の主人公、年老いて一人暮らしが心配な毒舌だけど孫思いなおばあちゃん、母や息子を心配するお母さん。主にこの3人の家族のお話なんだけど、もう少し明確なストーリ>>続きを読む

真心を込めて招待します(2025年製作の映画)

3.4

ニコラス・ストーラーだったので観てみた。
1日1組しか挙式できない離島の結婚式場で、お互いの家族の結婚式がダブルブッキングになってしまったウィル・フェレルVSリース・ウィザースプーンの闘い。
結婚式の
>>続きを読む

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

3.7

以・米を非難しない自国政府に失望しつつ、イランの人々の暮らしを知りたいと思い、イラン映画を鑑賞。
冤罪により夫が処刑された女性のお話なのだが、冤罪でしたって分かった後にも夫が亡くなったことにそれは神の
>>続きを読む

選挙の勝ち方教えます(2015年製作の映画)

3.5

他所の国の話〜って割り切れて観れたら良かったんだけど、無理ですね。観るのがしんどかった。まぁそれに他所の国ならいいという話でもないし。
選挙に勝つためだけの言動に何の意味があるのか。
デマを流したもん
>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.8

野党としては頼りなく見えていたし、特に支持者なわけでもないんですが、先日の国会での政治家の仕事とは⋯の話がよかったので、どんな政治家なのか気になり、Youtube無料公開があったので鑑賞。
私が選挙に
>>続きを読む

グッド・フォーチュン(2025年製作の映画)

3.7

キアヌ・リーヴスが可愛いコメディ映画。
エンジェル界の下っ端の天使をキアヌ・リーヴス、彼が気にかける不運な男性をアジズ・アンサリ、アンサリと対照的な金持ちライフを送る男をセス・ローゲンが演じるという新
>>続きを読む

シアター・プノンペン(2014年製作の映画)

3.7

プノンペンの今や駐輪場となった映画館で、ヒロインが偶然目にした映画の中に若かりし母親の姿を見つけ、クメール・ルージュ体制下で失われたフィルム最終巻を自分たちで撮り直そうとする⋯というドラマチックな導入>>続きを読む

センチメンタル・バリュー(2025年製作の映画)

3.8

俳優の表情や仕草で見せていく印象が強い映画だった。また、家(建屋)を真ん中に据えて家族の歴史を語るという点が興味深かった。
俳優や映画監督という設定ではあるが、「私は最悪。」と比べると、色んな人の視点
>>続きを読む

クライム101(2026年製作の映画)

3.5

もう少し面白くなるかなと思ったけど、あまり盛り上がらずに終わった感じです。
あと、クリヘムがこの役に合っていたのか?という大きな疑問は終始頭にあった。バリー・キオーガンが出てきてちょっと活気が出るもの
>>続きを読む

トラック29(1987年製作の映画)

3.6

監督ニコラス・ローグ、主演テレサ・ラッセル、ラッセルの夫役がクリストファー・ロイド、ラッセルの前に突然現れる若者役にゲイリー・オールドマン、ロイドのボス役にシーモア・カッセルという、すごい組合せ。
>>続きを読む

ブゴニア(2025年製作の映画)

3.5

オリジナルは未見。
もうちょっとコメディにした方が好みだったんじゃないかなと思ったら、オリジナルの韓国映画はコメディらしい。
「聖なる鹿殺し」までの作品の方が好きなんだよ⋯と文句を垂れつつも、毎回気に
>>続きを読む

クイーンダム/誕生(2023年製作の映画)

3.7

ロシアのノンバイナリーのアーティストを記録したドキュメンタリー。
ドラァグクイーン的な表現だったものが、社会状況の変化に伴って反戦等の抗議活動にもなっていったり、徴兵やLGBTQ+への法的な締め付けの
>>続きを読む

黒の牛(2024年製作の映画)

3.9

禅の段階を表した十牛図というものを、リー・カンションと黒毛和牛のふくよを主演に迎えて描いた作品。ツァイ・ミンリャン映画以外でのリー・カンションは初めて観たかも。言葉がなくても伝わる演技(直感的に伝わる>>続きを読む

Back to the Past(英題)(2025年製作の映画)

3.5

出張先で公開していたので観てきた。
ドラマは3話目くらいまでしか観ていないので、主人公はこんなに頼もしかったっけという感じ。
特別素晴らしい映画とは思わなかったが、まあいい思い出にはなったかな。リウ・
>>続きを読む

盗月者 トウゲツシャ(2024年製作の映画)

3.5

一昨年の香港映画祭の時にチラシを配っている方がいて知った映画。
正直、全体的にコメディなのかサスペンスなのかアクションなのか、どこを向いても物足りない感じがした。贔屓の演者がいればまた違ったかもしれな
>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今(2025年製作の映画)

3.7

蛇足かなぁと観に行くか迷っているうちに劇場鑑賞を逃してしまったシリーズ4作目。
レオ・ウッドール目当てもあってようやく観たけど、ここまで続けてくれると何だかブリジット・ジョーンズの人生を共に過ごした感
>>続きを読む

テオレマ(1968年製作の映画)

3.8

初パゾリーニ。これが初心者向きかどうかは分からないが。
意味がよく分からなくても、すごいもんを観てしまったと思う類の映画かな。
ブルジョワ一家のもとに現れ、全員を翻弄して去る男。崩壊なのか、解放なのか
>>続きを読む

冬のライオン(1968年製作の映画)

3.6

クリスマスに集まる王家を舞台にしたホーム(?)ドラマ。
あの家族の一員じゃなくてよかったと心底思うね。
密室劇に近いので演技合戦みたいな感じなのだけど、個人的にはリチャード役のアンソニー・ホプキンスが
>>続きを読む

ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)

3.6

乗らない私からすると、ただの騒音源としか思えないバイクの映画だが、キャストが気になり鑑賞。全く楽しい話ではなかったし、バイクの良さも結局分からなかった。
初期メンバーの時代を観ていると、このクラブとい
>>続きを読む

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.7

自分の誤りは絶対に認めないで押し通すこと。
そんな教えをトランプに与えてしまったロイ・コーンとトランプの関係を描いた映画。トランプを2時間も観るのはきついなぁと思ったりしてなんとなく後回しにしてしまっ
>>続きを読む

キリング・フィールド(1984年製作の映画)

3.8

何年も前から観ようとは思ってたけど、重たそうな題材でなかなか決心がつかなかった作品。カンボジア初渡航が決まってからやっと観た。
記憶にも新しかったに違いない悲惨な出来事をこれほど大規模に再現するという
>>続きを読む

長安のライチ(2025年製作の映画)

3.7

テンポがよく、わりと面白かった。
平凡だけど誠実な公務員が、皇帝からの無理難題な命令(后の誕生祝のために生のライチを新鮮なまま数千km離れたところから持ってこい)に"生贄"として任命されるという話。な
>>続きを読む

グッドワン(2024年製作の映画)

3.8

親だから、大人だからといって、必ずしもどの瞬間においても子どもより分別があったり賢かったりするわけではない。サムが大人たちの言動をどう思っているのか、どう反応していくのかを静かに見守っていく作品。
>>続きを読む

ぼくの名前はラワン(2022年製作の映画)

3.7

難民でろう者の少年ラワンのお話。
今回はバリアフリー日本語字幕版での上映だった。
イラクでは言語を持てず、コミュニケーションがとれずに孤立していたが、イギリスで手話を知り、自己表現や他者との意思疎通が
>>続きを読む

ダウントン・アビー/グランドフィナーレ(2025年製作の映画)

3.5

ダウントン・アビーの映画第3弾。一応これで完結の予定とのこと。
1本の映画の尺で数多いキャラクター全員を描こうとするので、やはり駆け足な印象というか、人の流れが不自然に見えるときがあったりした。
目ま
>>続きを読む

チェ 39歳 別れの手紙(2008年製作の映画)

3.8

パート1とまとめての感想。
過剰な演出を避けたドキュメンタリーチックな印象の映画だが、ゲリラ対軍隊の戦闘シーンなどはゲリラ隊のすぐそばで観ているような感じで緊迫感があった。
武力による革命を指揮するゲ
>>続きを読む

CROSSING 心の交差点(2024年製作の映画)

3.9

今年さっそくの大当たり作品。
元教師の女性が、ジョージアからイスタンブールへ、音信不通のトランスジェンダーの姪を探しに行くという話で、これにジョージアの青年やイスタンブールのトランスジェンダーの話が巧
>>続きを読む

これからの私たち - All Shall Be Well(2024年製作の映画)

-

日本同様、同性婚が法制化されていない香港において、長年連れ添ったレズビアンカップルが、片方が亡くなった後、婚姻関係にないことで家族扱いをされず2人で積み上げたものを奪われていく状況を描いた作品。
同性
>>続きを読む

狂ったリビドー/破浪男女(2024年製作の映画)

3.5

監督は「GF*BF」や「血観音」のヤン・ヤーチェ。
スッキリする話ではない。登場人物たちへの感情移入も難しいし。
題材的に、当事者キャスティングをすべきではなかったのかという点は気になった。

おくびょう鳥が歌うほうへ(2024年製作の映画)

3.6

2026年映画館1本目。
アルコール依存症の女性をシアーシャ・ローナンが演じた作品。これが彼女の初プロデュース作品、しかもジャック・ロウデンとともに、ということで気合が入っている感じの作品。
複数の過
>>続きを読む

インスティゲイターズ 〜強盗ふたりとセラピスト〜(2024年製作の映画)

3.5

2026年の映画1本目。
弾けないコメディ。ただ、マット・デイモンとケイシー・アフレックが主役というなかなか貴重な作品。周りを固める俳優たちも地味に豪華。個人的にはもっとアルフレッド・モリナ側の話も観
>>続きを読む

石炭の値打ち 第二部:現実との直面(1977年製作の映画)

-

ケン・ローチの初期作品が公開されるということで、こちらも滑り込みで鑑賞。
炭鉱の町を舞台に、チャールズ皇太子の訪問にそわそわする喜劇的な前半、厳しい現実に直面する悲劇的な後半の二部で構成された作品。
>>続きを読む