胸が熱くなる号泣をしたし、この作品に関わりたいと強く思ったし悔しくなった。
新しい木村拓哉像と言えばそうだが、
自分の中では、木村拓哉の持ち味を十分に活かし、木村拓哉という男の信念と強さ、そして圧倒的な存在感に溢れていた風間公親という男だった。
特に剣道を幼い頃から実際にやっていた木村くんだからこその、剣道のシーンと武を身構えている姿は強さと哀愁を感じた。『武士の一分』とはまた一味違った男がそこに居た。
風間指導官に指導される役の方々、犯人の方々、皆さん素晴らしかった。
特に『プライド』が1番好きなドラマの僕としては坂口憲二さんとのタッグは胸熱すぎて興奮が毎回訪れて痺れた。
そして最終回の北大路欣也さんとの対決。こちらも『華麗なる一族』の親子関係を経てなのでめっちゃ胸熱でした。
新垣結衣さんも凛としてストーリーの中に弱さと強さを持ち、風間指導官からの導きを経て逞しくなっていく姿はとても良いものだった。
白石麻衣さんも、最初はどうだろうと思ったけど見ていくうちにもしかしたら1番リアルな人間像なんじゃないかと思ったり、この中に新しい風として全く異なるキャラクターで良い味出していた。
「なんとなくですけど」という決め台詞も印象に残ってナイスだった。
生見愛瑠さん、瀧本美織さん、小池徹平さんの犯人が良かった。
千枚通し十﨑の役が森山未來さんというのもとても良い。
個人的には最終回の一つ前の回。認知症の話が大号泣した。これは本がうまいなと思った。あの演出と展開は考えつかなかったし、とても悲しくて温かくてジーンと感動した。久しぶりに感動した。
次の木村拓哉さんのステージに期待を持たせてくれる、そんな大きな作品だった。
あーーーーーーー教場ロス。
