最初はつまらなさそうなドラマだと思っていたが、とんでもなかった。
しかも、人生を繰り返せば繰り返すほどに面白みが増して行く、ありそうでなかったドラマだ。更に、その人生に合わせて周りのモブキャラでさえも深みが増して、大活躍したりするもんだから、観てて楽しくて仕方ない。
個人的にテンション上がったのは、ドラマの架空OL日記に出ていた夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子がそれぞれの個性が活かされたキャスティングがされていたこと。
夏帆は言わずもがなで、なっちはずっと最高だった。臼田あさ美は本人役での無双感は小峰様を彷彿させたし、佐藤玲はもうちょっと活躍して欲しかったが存在感はあった。山田香歩は社食で陰口がしっくりくる相変わらずナイスな存在感だったし、三浦透子は癖のある不思議なキャラとして出たかと思ったら、最終回での活躍が凄まじ過ぎた。余談だが、三浦透子はエルピス、大奥とドラマで超重要なキャラを次々とそつなくこなしていくので、これから彼女が出るドラマは全て網羅したくなる。
話が逸れたが、ドラマの架空OL日記からずっと面白い会話劇はベースとしてあって、今回はストーリーや仕掛けにまで凝って、とんでもないドラマが出来てしまった感じがする。本当にすごいドラマ。
