エピソード07
交わった視線と体温
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あらすじ
まどか(井手上漠)と過ごした時間を思い出しながら、洗いざらい話した律(中田圭祐)。
深夜、律は真澄(瀬戸利樹)の寝顔を愛おしそうに眺めながら別れを告げ、キャンプ場の片隅で一人、自らの命を絶つために入手していた“楽に死ねる薬”を見つめ、これまでの人生を振り返っていた。
才に恵まれ、美貌にも恵まれ、何不自由ない裕福な暮らしを送ってきた律。ただ一つ欠けていたのは、両親からの愛だった。これまでの恋愛においても、最長の交際記録がたったの半年。律にとって愛とは、その場限りの意味のないものに過ぎなかった。真澄とのそれを除いて…。
とうとう手にした錠剤を口に含んだ、その時―。
まーやん