美人骨~後編:一生一世~の30の情報・感想・評価

エピソード30
第30話
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KANSOU屋

KANSOU屋

このコメントはネタバレを含みます

反則かもしれないけど、ここで全体のネタバレ感想をさせていただきます。(愚痴です) まず、現世の周生辰の魅力が見つけられない… 前世の周生辰は、自分とたいして歳の違わない弟子を11人も持っていたため、常に大人で理性ある行動をとる、そして玉座争いで無用な混乱を起こさぬよう、大局を見て行動できる人でした。 しかも、弟子たちに心を配り、大切にするし、自分に対する理不尽な扱いにたいしては事を荒立てず黙って受け入れるホントに出来た人間でした✨ そんな彼なので、ホント何をやってもキュンとくる…っていうか、何もしなくても、目線だけでキュンとくる感じでした! 一方、現世の周生辰は、研究バカと言っても過言ではない感じの人で、一般の感覚を持ち合わせていない感じのする人。 その設定はまぁいいとしても、女主のシャワータイムを観察して把握するなど、一歩間違えればストーカーのような事をしたり、交際もしていないのに、いきなり婚約者になって欲しいだの、入籍したいだの、女主の都合はマル無視の提案を次々としていく変人だったのは、前世が小南辰王じゃなかったら到底受け入れられない人物像でした。前編はそのために存在したのではと思うほどです。 そして、ラブシーン的な部分になると、小学生レベルの奥手っぷりで、なかなかイライラさせてくれました。 この男のどこがいいんだ…?と何度思った事か‼︎ 2人の仲が、安定して良かったのでそこのストレスは無かったけど、魅力も感じられ無かったので、可もなく不可もなく…っていうところかなぁ… 正直言うと、前編だけの方が印象よく終わった気がしました。 まぁ、でも、前編のsad endingを乗り切れたのは後編でハッピーエンドになると信じていたからってところもあるんだけどね…。 でも、前編の最後、私は納得のエンディングだったので、あれだけでも良かったかも。 後編では、前編の男主の魅力ありきな人物設定だったものの、前編との絡みといえば、名前が同じ事と最後に女主が夢に見たという、別に必要ないエピソードに登場した程度でした。 男主の妹のエピソードももうちょっとうまく展開出来たら良かったのになぁ… いろいろ残念でした。
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