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鈴木先生のakのレビュー・感想・評価

鈴木先生(2011年製作のドラマ)
2.5
先生と生徒の問題がテーマとなっていて、それが時に交差したりする。子供は未熟ではあるが一人の人間であり、教師も同じく人間である。そこに問題は等しく存在がして、向き合わなければならない。問題は他者の存在が介入していることや自分の嫌な側面を見る事が多い。これを乗り越えるには謙虚な姿勢と受け入れる態度が必要だと思った。生徒たちは先生らと違い新しい自分にアップデートしていった。

印象に残ったのは7話である。これは普通の生徒に対するメンタルヘルスという内容だ。若い時期というのは普通や真面目であることに悩むのだ。そこに、学校教育がケアしていくのは難しいのか。本当の闇というのは見えにくいところにあるだろう。それに対する解決策として、鈴木先生の生徒一人一人の力を上げ他者を受け入れる寛容な心を持つようにする教育、対話は根本的な方法なのであろう。
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