主役は敬虔なユダヤ教徒で優秀な刑事。
「善行が世界を修復する」というユダヤ教の教えで刑事を志したが、もうひとつの理由が衝撃的だった。
新人黒人女性が先輩に学ぶためにバディを申し出るが、この設定はちょっとわざとらしかった。新人のくせにいちいちちょっかいを出すのがかなり迷惑だけど、そこは「彼女の存在が彼の窮地を救った」というシーンが必要なのでは?ただのやかましい新人になってしまう。
ラスオチで使えばよかったのに。
犯人捜しの捜査は地味でバイオレンスなシーンがほとんどないんだが、刑事のキャラが関心を引き立てる。容疑者には神の裁きが下るというような言葉をぶつけるあたりが、昨今の科学捜査重視の刑事ドラマと違って新鮮だ。最後まで飽きることなく一気見した。
シーズン2が楽しみ。またひとつ魅力的なコンテンツが生まれた。