このレビューはネタバレを含みます
最初の方の弾んでいくような展開に「ぉっもしろ!」ってきゃあきゃあ言ってたんですが、
なんだったんだ鉄球騒動。
ドロップアウトしている青年が冤罪をかけられ、器物破損、動物虐待、殺人、軽犯罪ではなかった。
最終回でなかったみたいになってるじゃん。
室長は少年法によって加害のハードルが下がったんでは、って思わせる描写があったり最愛の姉の死に関連し尊敬するあまりストーカー化してたけど、チヨルと関係良好だったわけで。
あのグレてた子も、アンチの先生も、室長も、ストーリーを動かすために死んでしまったようで、あのラストによってとても軽く扱われる人の死には疑問が残る。
それぞれが明るく歩み出してるラストに丸め込まれたが、様々な形の排除構造をモチーフにしていたドラマで、ストーリーではなくドラマの構造自体でキャラクターを排除してみんな幸せになりました、みたいになってやいませんか。
ちなみに私はゴヌ派です。