卜部琢士

京城クリーチャーの卜部琢士のレビュー・感想・評価

京城クリーチャー(2023年製作のドラマ)
3.0
朝鮮総督府治下のソウルが舞台なので、日本はナチみたいな狂った悪の帝国のやられ役として描かれており、『レイダース/失われた聖櫃』を観たドイツ人のような気分が堪能できる。

それはいいのだが、日本人の役もほぼ韓国人の役者が演じているので、日本語の発音はとてもネイティブには聴こえず、全員石原さとみの『シン・ゴジラ』を観させられているような気分になるので、いっそ吹き替えにした方がストレスが少ない。また日本人の夫婦が別姓だったりで、脚本は全体に凡庸。前田さんはほぼ極妻である。とはいえ、クリーチャーはちゃんとしてるし、戦中のソウルを再現したセットなどはなかなか力が入ってるし、日本人以外から観たら違和感はないのかも。

ハン・ソヒがめちゃくちゃ可愛い。
卜部琢士

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