ピナコ

リディア・ポエットの法律のピナコのレビュー・感想・評価

リディア・ポエットの法律(2023年製作のドラマ)
4.0
実話に着想を得た作品とあった
時は1883年
イタリア トリノ
ヨーロッパではオリエント急行が開通し日本では鹿鳴館が出来た頃


まだ女性が職業を持つには難しい時代だった
勿論弁護士など到底許されない職業
女性に言いまかされる男性達が許すはずもなく
そんな時代の話。
6エピソードまでなのでまだお話は始まったばかりな感じで続編ありですね


リディア役の彼女はとても魅力的
衣装も素敵で身に付けているアクセサリーが虫の形でとても興味沸く
トンボ?セミ?クモ?
お洒落なのである。
日本の帯留に通じる物を感じた
細かい細工の帯留はホントに素敵で遊び心溢れる贅沢なものなのです。

帯留には"ムカデ"の形の物がある
商人の奥方が大晦日につけたという話がある
お銭(おあし)がいっぱいだから笑
洒落た話ですよね
ちょっとムカデを見直しました笑
(NHK番組の着物特集からのお話)

現代ではモノトーンなどが人気だが
手のこんだ衣装が柄と柄を合わせて着る着物に近い感じがして楽しかった。
髪型も結い上げた髪に簪をさしたみたいでした

台詞も"よろしく"とか"ありがとう"とか言ったような聞き間違いなような
私の空耳かも笑

なかなか勝ち気な主人公を応援したくなるそんな作品。
お兄ちゃんも優しいわ。
恋の行方も気になるところ。
ピナコ

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