摩睺羅伽

仮面ライダーアマゾンズ シーズン1の摩睺羅伽のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

小林靖子はねえ。「それ仮面ライダーで言っちゃったらおしまいでしょ…」と思わせるような話を書きますよねえ。
そういうスタンスでいくならもう神になるしかないよ?などと言いたくなるような悠くんが最終的にマジで神になってしまうので黙るしかない。おみそれしました。

仁さん・七羽さん・悠の3人/駆除班のみんな6人でそれぞれ疑似家族みたいになるのが地味にかなり良い。
特に父親が欠如した状態で生まれてきた悠に仁さんと志籐さんというふたりの父親が設定されるのがアツい。私は父性との闘いとか和解とかが好きなんだ。

イラついたのは美月くらい。こういう無能な一般人キャラ嫌いなんだよな〜。
でもこういう善意で動く無能な厄介一般人だってヒーローは助けるんだよ、というのも小林靖子が描きたいことなのかもしれないな。


11話〜が鬼畜すぎる。
マモちゃんのこと、3話ごろはキャンキャンうるせえなと思ってたのに気づけば天使になっており、この子天使だったんだな…としみじみ思ってたら急に地獄に叩き落とされてた。
そんな地獄に落ちて泣いてるマモちゃんに「食べてもいいよ!!」と言うしかない悠がまた泣ける。
摩睺羅伽

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