mao

ラストマン-全盲の捜査官-のmaoのレビュー・感想・評価

ラストマン-全盲の捜査官-(2023年製作のドラマ)
3.7
ある事件で視力を失ったものの、別格の捜査能力を誇り、必ず事件を終わらせる最後の切り札として「ラストマン」と呼ばれるFBI捜査官の皆実広見。そして、由緒正しい警察一家のひとりでありながらキャリアを捨て、現場で孤高に戦い続ける刑事の護道心太朗。凸凹バディはやがてそれぞれのルーツに深く関わる事件の真相にたどりつく。


大泉洋が日曜劇場に帰ってきたぞ〜!しかも福山雅治とのダブル主演。

かなり楽しみにしていたこのドラマ。

細かな伏線もしっかり回収し、最終話では泣かせてくれた。

ほんのりと恋の気配も交え、いくつも事件を乗り越えながら、皆見と心太朗のあいだに育っていく強い絆を見守ることができてうれしい。

ところどころ差し込まれる「福山雅治」はアドリブなんだろうな、楽しいな。

最近の日曜劇場は、痛快というよりも暗い意味で人間臭く、ほんの少しせつなさを孕んでいるように感じる。
mao

mao