あまり日本ドラマを観なくなってるなか、久々に全話完走。海外ドラマのような考察や結末予想を家族でたのしんだ！家族で話せるドラマっていいよね！
一方で、日本のために！日本のためにー！！！って感じには少し違和感。右傾ドラマ？
そしてやっぱり無実の市民を犠牲にすることは、たとえ1人だって、どんな信念があっても許されない。ベキが救っている子どもたちと、テロの犠牲を被る子どものなにが違うのか？
罰は受けるつもりだった、というところで少し納得に近づいたけど、最後もし逃げてたとしたら信念に矛盾感じるし、死んで逃げるのも違うと思う。
愛国心みたいなものは、過ぎると自分たちだけ良ければよい、という考えに繋がりかねないと最近思っていたので、そういうふうに取れかねない演出を大勢が観るドラマでやったのは、少しいやだった。
さらに、手は下さなくとも中枢にいて全部知っていて犯罪阻止しなかったノコルにも罪はあるよね？
作品として世界基準を意識してることがひしひし感じられるけど、ストーリーや映像にもやもやが残るところもあって、全てが最後に納得させられるのかと思ってたけど、そういう意味でのスッキリ感なかったかな。そのあとみた海外ドラマと比べると、やっぱり海外ドラマはよくできてるなーと感じちゃった。
せっかくの海外ロケでの壮大な自然や建築を、美しく魅せれないのももったいない気がした。
けど、エンタメで日本も世界に対して負けてられない！っていう最初の一歩を感じた作品でした。がんばってほしい！
ジャミーンが野崎に懐かない演出と、Fの存在と、薫先生が急に脇役化したの、なんだった？笑
