日本と中央アジアの架空の国「バルカ共和国」を舞台に、両国の国防をかけた様々な組織、その組織のブレインたちが、相手の次の手のその先を読みながら心理戦を繰り広げる、壮大なエンタメ物語。
資源の無い国日本の外交事情ー。これは日本に一生付きまとう問題ですね。最近ちょうど資源豊かな中央アジアの国に行き、やはり資源を持つ国は強いなと実感したところでした。
メインストーリーとしてはゴリゴリのシリアスな頭脳戦・時に武器を用いた衝突でありながら、愛・自分自身を知らない男が、この冒険の中で愛と自分自身を少しずつ取り戻していく、そして彼の周りのキャラクターの存在やありとあらゆるネタの緩急の完璧なまでのコンビネーションでとにかく面白い！！の一言に尽きる。
阿部寛、松坂桃李、二宮くん、、、そして何より役所さん、、、！！！天才的脚本と演技のTHEプロたちの演技にもうずっと圧倒され続ける。と言いたいところですが、やっぱりMVPは主人公の堺雅人さんです！！！！！うわーなんかもう圧倒されすぎて自分の語彙力で表現できない。
正直、8割方のどんでん返しは読めた。しかし、うわ、やられた、みたいなのが最後に畳みかけてきた。何度見ても、細かな伏線までちゃんと描かれているんだろうなと思う。
