Yoshi

デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃のYoshiのレビュー・感想・評価

4.2
これは結構な傑作です。特に音楽好きな人にはたまらない。
70年代の(架空の)ロックバンドの栄光から解散までの物語が、それぞれのメンバーの回想録という形で進んでいく。そして、最終回でその回想録の聞き手の正体が分かった時、強烈な感動に包まれる…

しかし、どう見てもモチーフになってるのはフリートウッド・マック。バンドの中の人間模様はそのまんまだし、小悪魔的なデイジーはスティーヴィー・ニックスそのものじゃないか?

しかしデイジーもピリーも演奏のパフォーマンスが凄い。半端なく上手い。英米のこの手の音楽映画やドラマに出る役者のパフォーマンスのレベルの高さは本当に高いと思う。
デイジー役は故エルビス・プレスリーの孫ライリー・キーオ。才気と狂気が同居する70年代の女性アーティストを見事に演じきる。
ビリー役のサム・クラフリンはジャクソン・ブラウンそっくり。最初本人かと思った。
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