夏休みを祖父の田舎の家で過ごす少年。家のそばには大きな川が流れている。少年は、川の淵で「しょきしょきしょき」という不思議な音を聞いた。祖父によるとそれはあずきとぎの音だという!ドラマ編では、夏休みに入る前、街を歩いていた少年(坂元愛登)は、不思議な音を耳にする。その音に導かれるように足を踏み入れたのは、古色蒼然(そうぜん)とした古本屋だった。音が聞こえてきたのは一体どこからなのか?
世界中のさまざまな生き物がそれぞれ顔を持っている。しかし、少年の目には生き物以外でも、そこら中に顔があるように見える。空に浮かぶ雲や、校庭の木、机の傷や壁のシミも顔に見える。だんだんそれらの顔は少年を見つめるようになっていき!?ドラマ編では体調を崩して保健室を訪れた少女(池村碧彩)は、先生(三浦透子)に介抱されてベッドで休むことに。寝起きの少女の耳に聞こえてきたのは、先生の笑い声だった・・・。
「りーん、りーん」少女の名を呼ぶ声が聞こえ、目を上げると庭先に猫がいる。猫はみるみる大きくなり、少女とかくれんぼをしようと言う。猫が池の魚に気を取られているすきに遠くまで隠れようとする少女だったが…!?ドラマ編では、女性(成海璃子)が自宅で飼い猫を探していると軒下で本を見つける。本を読み終わると彼女を囲む世界がガラッと変わっていた!