ルーク大佐

FUBARのルーク大佐のレビュー・感想・評価

FUBAR(2023年製作のドラマ)
4.0
2時間映画を8話ドラマに拡大延長したような作品。
父娘、元妻、CIAチーム内恋愛、マフィアボスとの疑似親子関係などを掘り下げて、なんとか長尺にしている。適度にコメディテイストがあるので、楽しく最後まで鑑賞できる。いわゆるドタバタ(=FUBAR)アクションドラマだ。

CIA局員はオタクぞろいでマニアネタを披露したり、心理専門家はやや変人っぽく描いたりして、笑わせてくれる。「ヘリコプター・ペアレンツ」などの心理用語をはじめ行動分析なども出てくるため、脚本ブレーンにちゃんと専門家が監修で参加しているのだろう。

キャストは数学オタクのフォーチュン・フィームスターや軽薄マッチョ局員のトラヴィス・ヴァン・ウィンクルがいい感じだった。

シュワちゃんの娘役はどっかで見た顔だと思ったら、『マーヴェリック』の女性パイロット・フェニックスなんだね。
オチはクリフハンガーを仕込んでいるので、シーズン2があれば期待したい。
ルーク大佐

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