ナターシャ・リオン演じる天真爛漫な謎解き主人公に親しみやすさを感じさせつつ、時折辛辣な内容を扱い深淵さも感じさせる、また映画ファンにとっての刺激物としての小ネタも散りばめた軽重のバランスが良い海外版昼ドラ的なドラマ。
それを支えるフォーマットが秀逸で、親しみのある主人公が「今回はどうやって事件を解決するのか？」とQを投げかけてくるもんだから、そのアンサーを見届けるまではテレビの前を離れられない。さらに、「またナターシャの活躍が見たい」から次の話も見てしまう。その繰り返し。「ずっと見ていたい」という感想も頷ける。製作陣によってかなり知略的に作り上げられた、あざといドラマと見ました。
どれもおもしろいけど、個人的には3、8、9話が好き。確実に製作されるであろうシーズン2にも期待大。
