主人公チャーリーは特殊な能力の持ち主で、他人が口にした言葉が本当か嘘か、見抜くことができる。犯罪ミステリーの中でも異質の設定だった。例えば、実は殺人犯の事件関係者が「これ自殺らしいぞ」って言っていたとしたら、チャーリーは嘘発見器だからこいつが嘘言ってるってわかって、なんで今の言葉が嘘なんだ？と調べ出すって感じの、今までになかった推理物。
訳あって働かされていたカジノのボスから命を狙われることになってしまい、アメリカ中を逃げ続ける生活となるというところで1話が終了。そこからは一話完結型で、ロードムービーのように、行く先々で起こる殺人事件を解決していく物語となる。
かなり面白かった。ライアンジョンソン、伏線回収が相変わらずうまい。
視聴者は犯人わかってるタイプのドラマなので、スリリングすぎる。攻撃されることもあるし、死にかけることもある。
滑稽なときもあるし、ザ・探偵になるときもある。人のために戦う、素敵な主人公だった。
