このレビューはネタバレを含みます
沢山おじさんのお尻が出てくる(けれど女性なら推し以外のお尻はむしろ見たくないのでは)。
金魚妻を見た時に感じた失望感を思い出す。女性がやるとどうしてこうなるかな。まぁ、女性がやらなくてもこうなったかもしれないけど、余計なサービス裸のシーンのおかげで軸がぶれるというか。
最初からガンガン迫ってくるオヤジキラーの彼女、実は自分を汚したかった。長年放置された近親相姦と結果的な弟?兄?の死。弟に似た婚約者を傷つけることで、過去の傷を清算したかったのかもしれない。
ということで、女性のほうには同情の余地が少しはあるにしろ、医者という社会的役目をすっかり忘れ、息子の彼女に手を出し、その結果家族をあり得ないほど傷つけたのに、罪悪感より彼女に執着し、自分だけ救われたい外科医さん、オブセッションのなせるわざとはいえ、めちゃくちゃカッコ悪い。