クーベルタンはな

サブスク彼女のクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

サブスク彼女(2023年製作のドラマ)
2.9
もっとドロドロを想像したんだけど違かった。
サブスクにしたところで根本解決には至らない。

なぜか彼女のいる男性にばかり好かれてしまう主人公・トモ(紺野彩夏)。「好き」と言われ求められると弱く、でも別れを告げると煮え切らない男たちに対して、トモは世の男性たちが“感傷的な恋”に浸っているのだと悟る。その一方で、きっぱりと別れられない自分に対してもまた嫌気をさしていた。

都合のいいときにだけデートに誘われるけど、本命彼女になれない日々の中で思いついたのが、みずから“サブスク彼女”になるということ――。「好き」という言葉で、自分の恋愛感情を“搾取”されずに、月額定額制の割り切った彼女になれば、恋愛に振り回されることもないのでは?トモはSNSで同じ境遇の女性を集い、「サブスク彼女」を始めるのだった。