このレビューはネタバレを含みます
最近手話やコーダを題材にした作品が多いけどこれは群を抜いていた。
健常者都合の手話通訳、異国語のような手話、懐かしい手話、手話が理解できないろう者などが丁寧に描かれていて、見る前と後では見え方が変わる。
字幕を敢えて使わず、視聴者を巻き込む演出は流石すぎてゾクゾクした。
気づいてもらえない子どもも寂しいけど気付けなかった親も寂しい。
俺はただ聞こえてるだけ。
主人公の内側から出てくる言葉に血が通っていて、心に沁みる。
NHKの草彅剛はハズレがないし、橋本愛も超良かった。