稀にみるほどの〝残酷なハッピーエンド〟か。イッキ見した。
よくまあこんなオチを実行したのかと感心した。
ファイナルエピソードは2段オチでくるが、オーラスのオチは読めなかった。てか、この時空を混ぜ返したようなひん曲がったオチは普通思いつかないだろう。4点台のスコアをつけざるを得ない。
女性役者陣はほとんどが激高したり発狂したり慟哭したりと、情緒の振れ幅が激しくて疲れる。主役警視は思いつきで動き回り、同僚や家族を引きずり回す迷惑者である。
とにかく男女あわせてめんどくさい人たちばかり。
これが仏人の国民性なのだ。日本人でよかった。
さて、ドラマの脚本は怪しい奴をあちこちに配置、観客の犯人当て作業を煙に巻こうとする。VR再生技術を捜査に適用するあたりは新鮮だ。
二転三転するストーリーは巧みである。
これ以上は続けられそうにない話ではあるが、続きがあれば観てみたい。
タイムトリップ系犯人捜し&ラブロマンスの隠れた良作だね。
はぁ~メラニーは判事なのに行動に理性が感じられなかったー。