すみ

虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキのすみのレビュー・感想・評価

3.8
主人公が障害者に対して抱いていた偏見や思い込みが容赦なくてリアリティがあった。そこから体感して理解して会社に馴染んでいくまでが自然でよかった。
のめり込むくらい夢中になって見ていたので、自然派由来のキットパスが出来上がるまでの過程も知りたかったな。お仕事ドラマとして連ドラでやっても面白そう。

働くことでしか得られない幸せ。社会と繋がることができる喜び。
障害者雇用が話題になるずっと前から取り組まれていて、素敵な会社なのだなあと素直に感じた。

知らないから悪く言えるし、知ろうとしないから、思い込みでネガティブなイメージを持ち続けてしまう。
自分がよく知らないことを知ろうとする努力を怠ってはいけないし、それをしないくせに何かを否定することはしてはいけないと再認識できた。
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